こんにちは
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10月5日は大伴家持の命日です
(まあ、旧暦だと8月28日なんですが…)
奈良時代の貴族で歌人、日本最古の和歌集『万葉集』の編纂に関わったとされている人です
万葉集には、514人の歌人の歌が約4,500首収められていますが、そのうちの約1割が彼の歌です
ちょっと欲張りすぎでは…?
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そんな大伴家持さんの秋の歌がこちらです
"秋の野に咲ける秋萩秋風になびける上に秋の露置けり"
素人的にはこんなに秋秋繰り返していいの?と思ってしまいましたが、繰り返すごとに視点がフォーカスされているようで「何かいいかも?」とも思わされます
しかし、秋を代表する萩の花ですが、いつまでも夏のような暑さが居座っている間に
都内の名所では見頃が過ぎてしまいました
秋は夏に遠慮していないでもっと早め早めに行動する積極性を身に着けてもらいたいものです