昨日も貴重なお休みのところ、池袋おかあさんにお越し頂きありがとうございました。
川端康成と言えば「雪国」が一番に浮かびますが、「眠れる美女」はご存知ですか?初めて読んだのは中学二年生の時。老いを感じ始めた男性の性を通しての心情を描いた作品ですが、設定が異常で、当時は不気味に思いました。
真っ赤なビロードの布に覆われた部屋に何かで眠らせられた美しい少女が裸で布団の中にいて、老人男性は触れたり添い寝をして一晩過ごす宿の話です。
あれから40年以上経った最近、その本を手にする機会がありました。
それも不思議な出来事でした。
長くなるのでまた次回に。
因みに三島由紀夫さんは、デカタンスの逸品と激賞されたそうです。
暇を見つけて読んでいます。
雨なのでお気をつけてお出かけくださいね。
ゆりえ