ニューヨークにいました。
友達が住んでいるマンションに行くと、
広い部屋に大きな窓があって、
その窓からヤンキーススタジアムのグラウンドが見えるのです。
それなのに家賃が
29,000円という破格のお部屋でした。
友達のマンションを出ると、
気付いたら私の実家の庭にいました。
壁の向こうにフッと女の子が横切った気がして、
近付いてみると
セーラー服を着た30cmくらいの女の子が手すりに立っていました。
私が両手を差し出すと、
女の子は私の手の中にピョンと飛び乗ってきたんですが、
その瞬間に茶色と白色の猫に変わりました。
猫は首輪を付けていて、
洋服も着ていたので、
母が
「誰かの飼い猫だろうから、
迷い猫の張り紙を書きなさい」
というので、
私は猫のスケッチを始めました。
輪郭を描いたあと、
茶色と白色に塗ろうと思ったら、
母が黒で塗りつぶしたので
黒猫になりました。
張り紙はうまく描けなかったですが
猫はとってもとっても
可愛かったです。