私は息を呑む思いで、穴の中を覗き込んでみた。
「そんなとこ…舐められたら…あぁぁっ…///」
その穴の中の奥には、1畳分の畳と、ピンク色の照明が煌々と照らし出された、妖艶な部屋。
そこに居たのは、女性が2人。
でも穴が小さすぎるのか、微かにどんな人かは見えないが、女性2人の絡み合う声が聞こえた。
「ちゃんと傷口、消毒してあげなきゃね…さぁ足を開いて見せて…」
どこかで聞いたことのある声………!
この声は、そうだ!さっきの彼女だ。
やばい!バレちゃう…でも…身体が穴から離れない…
違う離れたくないって勝手に脳が信号を、送っている…
早く戻らないと、彼女が戻ってくる。
その時、右手が、何かに当たり、
(ガジャン…)
床に落ちてしまった。
私「あっ!」
思わず声を出してしまった!慌てて両手で口を抑え声を殺そうとしたが、既に遅かった…
覗いていた穴の向こうから、彼女が覗き返してきた!