心密かに憧れている
踊りの師匠さんがいます。
お姉さんといえど私より年下ですよ‥
盆踊りの季節に
ひと目見つけたその日から
昭和心に花咲いて‥
柳腰に瓜実顔
地味な浴衣を涼しげに纏
『あのお姉さんが盆踊りに来てくれたならもう祭りは成功なんだよ』
うんうんそうだそうだ!
その通りだ!
祭りの主催者が言うとおり
あの姉さんの踊ってる姿なら何時間でも見ていられる。
孫なんてそっちのけだよ。
『来年はあなたも一緒に踊ってください』
主催者の最後の台詞のオチに顔が引きつった熟女
わたしはあの柳腰の姉さんと一杯吞みたいだけです。
と返答しときました。
実現を夢見て‥
うふふっ