おはようございます
本日も
ご指名ご予約してくださった殿方様
ありがとうございます
お逢い出来る瞬間を
楽しみにお待ちしておりますので
お気をつけていらしてくださいませ
まだ11時45分から 空きがございます
お時間が合いましたら
ぜひ逢いに来てくださいね
今日も皆さまのお越しを
元気にお待ちしております
3月に
江戸時代
浮世絵師・葛飾北斎さんの
「 冨嶽三十六景 」全46作品が
ニューヨークのオークションで
約5億3000万円で落札されたという
ニュースから
葛飾北斎さんの作品に興味がわきまして
実際に絵を見てみたいと思い
これは江戸東京博物館に
行くしかないかなと思っていましたら
なんてタイムリーな
本当は前半と後半で
作品が変わるということだったので
5月の前半に1回、後半に1回と
予定していたのですが
前半は体調がかんばしくなかったので
後半の1回だけになりました
そして
入場待ちの長蛇の列にビックリです
老若男女、幅広い世代の人達が
こられてました
『 相州江の島 』という絵は
干潮の時にあらわれる砂州を通って
江ノ島に向かう人々の姿と
相模湾越しに見える
富士山を描いているそうなのですが
この絵は珍しくあまり誇張せずに
そのままの景色が
描かれているそうです
という事は
裏を返せば誇張されてる
絵が多いという事でしょうか
そして
私は誇張されている絵のほうが
好きみたいです
北斎さんは
西洋絵画の遠近法や
明暗法などの技法を
浮世絵に応用することで
より立体感や奥行き感のある
表現を試みたそうです
そして逆に
『 富嶽三十六景 』の
近景を大胆に描き
遠景と対比させる構図が
西洋の印象派の作品にも
影響を与えたそうです
あと驚いたのが
舟の舳先を富士山に向けて
描くことによって
自然と見る人の目が富士山にいくように
工夫がされているそうで
ただ何気なく描かれているのではなく
そんな細部にもこだわっている事を
絵を眺めているだけでは
気づけない事でした
昔、絵は見るものではなく
読むものだと聞いたことがありますが
こういう事でしょうか?
まだまだ私には知り得ない領域です
絵はただ美しければ良いものだと
思っていましたが
偉人のかた達があみだした
技法や工夫やこだわりは
魅了する絵になるんだなと
感じましたよ
それでは
今日も一日、皆さまにとって
良い日となりますように
ありす(*人