おはようございます
本日も
ご指名ご予約してくださった殿方様
ありがとうございます
お逢い出来る瞬間を
楽しみにお待ちしておりますので
お気をつけていらしてくださいませ
今日も皆さまのお越しを
元気にお待ちしております
先日
阿部智里先生の小説
「 八咫烏シリーズ 」の
アニメ『 烏は主を選ばない 』が
全20話で放送が終了しました
原作はまだまだ続いているので
続きを作ろうと思えば作れるし
これで終わろうと思えば
終われるような描き方でした
そして当初
『 烏に単は似合わない 』
『 烏は主を選ばない 』の
小説2冊分の話だという触れ込みでしたが
『 黄金の烏 』の
ストーリーまで描かれていて
ビックリしました
3冊分を全20話でなので
かなり端折っている部分があり
原作好きな私には
残念だった思いもありますが
原作者さん自身が監修を
されているのもありますし
そうなった理由もありました
小説 「 八咫烏シリーズ 」は
1 烏に単は似合わない
2 烏は主を選ばない
3 黄金(きん)の烏
4 空棺の烏
5 玉依姫(たまよりひめ)
6 弥栄(いやさか)の烏
7 <外伝>烏百花 蛍の章
8 楽園の烏
9 追憶の烏
10 烏の緑羽
11 望月の烏
12 <外伝>烏百花 白百合の章
まで出版されています
阿部先生は
第5作にあたる
『 玉依姫 』の原型とも言える小説を
高校生の時に執筆され
松本清張賞に応募して
落選はされたそうなのですが
二次選考までに残ったので
手応えがあったそうです
そしてその時に
人間の姿に転身できる八咫烏と
「 山内 」という異世界を
登場させたんだそうです
その後
『 玉依姫 』にいたるまでの
ストーリーを広げて
4人の姫たちによる
若宮の后選びのバトル
( 第1作『 烏に単は似合わない 』)と
権力闘争の中で命を狙われた若宮に
近習として仕える雪哉の物語
(第2作『 烏は主を選ばない 』)という
同じ時間軸にある2つの物語が
出来上がったそうです
しかし実はこの2つの物語は
もともとひとつだった物語を
2つに分けて
それぞれのテーマで面白くなるように
あえて1つではできないことを
盛り込んだ作品なんでだそうです
そして
ふたつに分けた小説をアニメ化で
再びひとつにしようとした時には
原作に忠実に描こうとすると
構成に歪みが生じるという問題点が
出てきてしまったそうです
そこで原作者としての視点で
それを解消するために
アイデアを提案したり
時系列の変更などもされたそうです
阿部先生の小説は
叙述トリックを含んでいて
第3作『 黄金の烏 』も
小説だからこそできる
「 ブラフ 」みたいなものが
散りばめられていて
そのままアニメにすると
その時点でネタバレになってしまうため
どうやって映像に落とし込むかが
難しかったそうです
ご興味があるかたは
原作を読むのが1番なのですが
原作に近いストーリーを知りたい方は
漫画
『 烏に単は似合わない 』全4巻
『 烏は主を選ばない 』
5巻まで発売中で連載中
こちらを読むのもよいかもしれません
それでは
今日も一日、皆さまにとって
良い日となりますように
ありす(*人