長い年月、毎日が判で押したように同じことの繰り返しであることを「10年1日の如し」というふうにいいます。
「平穏無事に過ごした」という意味では悪くはないのですが、あまりにも変化がないのは少し寂しい気がします。
実際、この表現は「マンネリに陥って退屈を感じている」時によく使います。
そんな気分になったら「昨日と同じ今日はない。今日と同じ明日はない」という当たり前の事実に目を向けるのも良いかと思います。
細かく見れば、毎日が全く同じということはあり得ません。
食事はほぼ日替わりでしょうし、家族との会話にしろ、仕事の内容にしろ、毎日「昨日とは違う何か」をしているはずです。
自分で意識していないだけで、誰もが実は毎日の暮らしに普段とは違う何か「新しい小さな体験」を取り入れているのです。
それだけでは物足りない人は、些細なことでいいから意識的に昨日とは違う何かをするよう心がけることをお勧めします。
そうして「今日は今日、明日は明日」と小さな変化を積み重ねながら日々を充実して過ごせたら良いですね。
本日もよろしくお願い致します。
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