むぎ(渋谷フェチM性感C.C.Cats)の写メ日記

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貴方が本当に望むもの
2024年7月5日(金) 17:08 by むぎ
一昨日、久々にSMの先生とお話をしました。

そこで先生から「昔、貴方の周りにいた他の同年代の子たちを覚えてる?その子たちも数年経って大人になっていって、久々に会って話をすると面白いことに『彼氏や彼女とお付き合いする経験を重ねてみたんですけど、普通の子たちってあんなに自分の好きな事とか、性癖について分かっていないんですね』とみんな口を揃えて言うんだよ。それだけむぎが若い頃にいた場所というのは、社会からしたら圧倒的に少数派なんだよ。」と言われて、とても分かるなと思いました。

それ聞いて、この前ももえさんから「世の中の人はむぎちゃんみたいにエロいことにストイックじゃないんだよ。けっこう惰性でセック.スしたりするんだよ。」と言われて、「私からすれば世の中のほうが狂ってるんだ!」って昼間に叫んだことを思い出しました。このとき、ももえさんからは「陰謀論者に何を言ってもダメだから…」と呆れられました。

先生とお話しながら、ももえさんとの口喧嘩を思い出し、そうか、私がこれまでいた環境が特殊な集団の集まりで、「性癖について深く考える」ことが当たり前だっただけというのがとても腑に落ちました。井の中の蛙なんとやらですね。


よくマゾの男性と話をしていると、「普段のセック.スは騎乗位じゃないとイケません」という人が多かったりします。

そういう人たちに「じゃあ私が正常位であなたに首輪を着けさせて、それを引っ張りながら『もっと腰振れ』とか、『気持ちいい、もっと~~~して?』ってプレイの時みたいに命令したら、大丈夫でしょう?」と言ったら、ほとんどの人が頷きます。

「騎乗位じゃないとイケない」のではなく、その言葉をもっと掘り下げていくと「女性による精神的な優位性が担保されている状態を望んでいる」というのが正しく、体位なんかは本当にどうでもよかったりします。

こんな風に性的な悩みって、表面的な言葉で有耶無耶にされていることがほとんどで、みんなそれ以上深く掘り下げて考えたりしないことが、私は問題だと思っています。


先日私は「なんで世の中のほとんどのエロい人は、前立腺やポルチオの場所についてやたらと知りたがるのに、目の前の人の性癖には無頓着なの。そんなことより、目の前の人が普段どんな姿で仕事をしていて、本当はどんな最低な姿になりたいと思っているかのほうがよっぽどスケベじゃろ。」とポストしました。

前立腺にしろ、ポルチオにしろ、結局は生理周期やその時の身体の緊張によってだいぶ位置が変わってしまいます。もちろん相手の身体の構造を理解するのは大切ですが、それよりもその時々に応じて「いまは痛くない?」と聞くことができたり、「そこは違うかも」と自分から言いやすい空気感を持つことのほうがよっぽど大切です。

HOWTOを教えてくれる情報商材は、私たちにそもそもセック.スやSMプレイをする前の根本的な課題を教えてくれません。情報商材よりも、「目の前の人とのコミュニケーションを大切に」という標語を作って、クリスマスの時期にホテル街に張り出したほうがよっぽどいいような気がします。

コミュニケーションの中でも、特に重要視してほしいのが、前述した「性癖の掘り下げ」です。前立腺もポルチオの位置も本当の意味では、そんなものはどうでもよくて、性行為の満足度というのは、「目の前の人とどれだけ自分自身の性癖を掘り下げることができたか」に掛かっています。

これができたら、おまん.こにおちんちん入れるよりももっと気持ちいいことが沢山できます。


ここで冒頭のSMの先生との会話に戻すと、世の中のほとんどの人が、自分や相手への性癖への理解が非常に浅いまま、性行為やプレイに至ってしまっていると思うのです。

女性がよく言う「イケメンとセック.スしたい」という言葉一つにしても、そこに隠れている本当の欲求は「自分が心を許せる人に触れられたい」とか、「身を委ねたい、安心したい」だったりします。そうすると必然的に、普段は異性に気を遣ってばかりで、安心できない人間関係に身を置いている状態に気づくことになります。

また男性の場合だと「僕Sなんで、女性がイキまくっているところを見たい」なんかもよく聞きますね。ですが、「女性がイキまくっているのをなぜ見たいのか」にフォーカスしていくと、たいていの場合隠れているのは「男としての自信をつけたい」で、性癖の話をしているはずなのに、本当は自信のない自分を直視することになります。

こんな風に性癖の掘り下げをすると、結局は普段の自分が認めたくないような内面性が隠れていることがほとんどです。

でも面倒くさいなとか、嫌な行為だなと思う必要は全くなくて、ここまで知った上で性癖がマッチする人が見つかれば、裏を返せばそれは「自信のないあなたのことも含めて全部愛しますよ」とお互いに受け入れられているということなので、それはそれですごく幸せで心の底から満たされる行為に繋がります。

これがめちゃくちゃえっちで、おまん.こにおちんちんを入れなくても、射精と同じかそれ以上に気持ちよくなれるロジックです。


私も最初「誰かを支配したい」という自分の性的嗜好に気づいたときに、傍若無人な母親と自分の姿を重ねてしまい、どうしても自己嫌悪を拭いきれませんでした。

それをマゾから「むぎさんが汚いところを見せても大丈夫です。支配されたいです。してください。」と言わんばかりの誠実な態度を私に見せてくれたから、こうしてオープンに出すことができるようになりました。

意外と自分のそういう「自信のない部分」とか、「汚い部分」って飼い慣らせるようになると便利で、それまでの性生活の何倍も楽しくなったし、自己受容も進みました。前よりも大人になれた気がします。

逆にマゾのほうも、「ずっと男らしくないことを認めたかった」という発見があったりしたみたいで、私たちはお互いの性癖を掘り下げてきたといえます。マゾは日に日に「射精しなくてもいいです。満足です。」と言うようになったし、私のほうも毎回下着をびちょびちょにしながらプレイしています。


私にとっては、M側のお願いを叶えることだけだったり、S側の欲を発散させるためだけだったりする「一方的な欲の押し付けのプレイ」は物事の表面上しか捉えられていないし、浅くて全く面白みがありません。

プレイは、SもMも平等に自分の内面性をひっくり返して受容する作業なので、どちらが偉いとか、優れているということもありません。

性癖って、人によってはただの娯楽だったり、とても軽んじて考えられることがほとんどですが、本来はこうして人と人が受容し合って変わっていく過程を指していると私は考えています。

たとえそれが一人であったとしても、自分の性癖の根幹を熟知しているというのは、自分自身にきちんと向き合えている証拠です。どうか大切にしてあげてくださいね。


あなたの性癖も一緒に探していこうね。
もっと気持ちいいことが待ってるから♡



Blog 「むぎ茶の資料室」
https://muginox.hatenablog.com/
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