SNSにて、車椅子ユーザーであるにも関わらず畑仕事を任された方のポストを見ました。
その方学校で事務をするというお話で就職されたそうですが、いざ行ってみると畑仕事を〜という経緯だったようです。
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小中学校のころ、ひとつ下にNくんという人がいました。
彼は歩行障害があり、車椅子ユーザーでした。
調子の良いときは、歩行器や杖を使って歩いていましたね。
私は彼と仲が良くて、彼はいつも私を「お姉ちゃん」と呼ぶのでした。
Nくんは中学生になり、合唱部に入りました。
歌が好きだったのか、それしか選択肢がなかったのか、はたまたその両方だったのかは分かりません。
高校は別だったので、その後Nくんがどういう進路を辿ったのかは知らないです。
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SNSの件を見て、私はパワハラではないかと思いました。
もしもNくんが同じような目に遭っていたら?と、なぜかふとNくんを思い出してしまい....
あんなに優しくて良い子が、必要以上にツラい目に遭っていたら嫌だなとも思いました。
ただ、昨今ではたびたび車椅子ユーザーの発言などが話題を呼んでいますね。
こういう件があるから、ネットニュースとは関係のないユーザーさんに、このような形で当たりが強くなるのでしょうか。
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件のポストへの返信として、車椅子を使用しつつも
畑仕事をしている方がアドバイスをしている一幕もありました。
ユーザーさんでも畑仕事はできないことはないけど、治具を用意したりなど、かなり工夫を凝らさないといけない模様です。
学校側はどのような考えでいるのかなあ。
これってある意味で平等なのでしょうか?
(だとすれば、私の中の、言葉の概念が壊れていくような気がします)
「畑仕事を任せたいけど、終業時間内に治具を作ってね。補助の人も○人つけるからね」「畑の知識をつけて現場監督みたいにしてほしい」
みたいな感じだったら、ポスト主も傷つかなかったろうに。
話し合って、良い感じで役割分担などができたら良いなあ。