高校生のころの話
Sという野球部の同級生がいた。
彼は180cm以上の長身で、とても親しみやすい人柄、何より野球部という花形の部活で
インキャの私にとっては、とても眩しい存在に思えた。
そんな彼と当時メールをしており
「俺の彼女は、正常位で足を俺の肩に掛けてる体位が好きなんや。それでよくイッてる」
なぜかこんな文章がきた。
そこからさらになぜか、彼とエッチをする約束をした。
約束の日、お互いの部活終わりなので20時過ぎに、某所で落ち合った。
あいにくその日に生理がきてしまった私は、エッチができないことを伝えるも、彼は聞いているのか聞いていないのか、私の胸を触り出す。
「むね....小さいやろ」
「形いいやん、でもたしかにちょっと張ったんなあ」
時間の感覚がなくなる。
男と女がいたらこんなもんで、学生特有のカーストなんてものも
性欲の前ではなんてことないのだと知った。
舐めて、と言われて指示に従う。
部活終わり、季節は夏、独特の臭いに酔いながら。
*
この季節になるとSを思い出します。
Tというサッカー部の奴ともこの季節によくやってました。