先週の話
LINEにて
友人男性が、自分の過去を悔いているという話をしてくれました。
「学生のころはバイトに明け暮れた。
彼女はいたけれども、俺はチキンだったから手出しをしなかった。
気がつけばこの年齢で、10代20代を無駄に消費してしまったと感じる。
求められる感覚や求めながら体を重なる感覚など、何も知らないのだ」と。
対して私は、オヂサンやセフレと色々していたが、現在では子宮頸がんの軽度異形成になっており
いつこれが癌化するか分からない恐怖や
ワンシーズンに一度の組織検査が嫌であることから、経験など無い方が良かったと思うことを話した上で
「うちらはどちらも無いものねだりで、そういった意味では似た者同士なのかもしれないね」とまとめた。
その翌日、フットケアサロンにて。
担当者の女性が、こんな話を振ってきました。
「私ね、もうこんな年齢になっちゃって。
仕事が忙しいのは嬉しいけれども、独身だし恋人もいないし子どももいないし、プライベートの充実ってものがなくて。
趣味を探せば良いと思うけど、見つかんない。
結婚や、子供がいる『から』幸せってのはないとは思う、でも、羨ましく思う自分もいる。
幸せってのは、後から振り返ったときに感じるもので、例えば子育てや結婚生活の最中なんてときには大変で幸せを感じるなんてことは滅多とないのだとも思う。
でも、やっぱり、タラレバで考えてしまうんですよ。
幸せって、何なんでしょうかね」と。
昨日の友人とのLINEを見られたのか?と思うレベルでジャストミートな話題だったので、ドキリとしました。
各々、自分の人生をより良くしたいという気持ちと、ライフワークバランスと、理想と現状とを頭に描いては葛藤しているのだなと感じました。
*
わたしは
幼い頃、食うものに困ったり、燃料のない暖房器具の前で毛布にくるまって寝たりしてたから
今は自分で買い物ができて、エアコンをつけても怒られなくて
親に「銭がない」と言われながらも 頭を下げなくて良い そんな今は
対私比で幸せですよ。