今日は「カルピスの日」
1919年(大正8年)のこの日、カルピス株式会社の前身であるラクトー株式会社が日本初の乳酸菌飲料「カルピス」を発売したことを記念して、カルピスの製造などを行う飲料・乳製品メーカーのカルピス株式会社が制定しました。
「カルピスは初恋の味」って言葉を聞いたことがありますよね?
どうして初恋の味っていうのかしら?と思い、調べてみたところ
「カルピス」のキャッチフレーズ「初恋の味」は、1920(大正9)年、カルピスの生みの親である三島海雲の文学寮時代の後輩である驪城(こまき)卓爾が『甘くて酸っぱい「カルピス」は「初恋の味」だ。これで売り出しなさい』と提案したことがきっかけでした。
大正9年当時といえば、初恋という言葉さえはばかるような時代だったため、海雲は、一度は『とんでもない』と断りました。
しかし、また驪城は海雲を訪ね、『「カルピス」はやはり「初恋の味」だ。この微妙・優雅で純粋な味は初恋にぴったりだ』とすすめました。海雲は、『それはわかった。だが「カルピス」は子どもも飲む。もし子どもに初恋の味ってなんだと聞かれたらどうする』と言うと、驪城は『「カルピス」の味だと答えればいい。初恋とは、清純で美しいものだ。それに、初恋ということばには、人々の夢と希望とあこがれがある』という言葉に海雲も納得し、1922(大正11)年4月の新聞広告にキャッチフレーズとして使用したのが始まりです。
当初は、世論を二分するほど話題になりましたが、好景気で世の中は明るく、このモダンなキャッチフレーズは世情にマッチし、またたくまに日本中に広がっていきました。
アサヒ飲料(株)「カルピス」HPより抜粋
発売して間もないうちにキャッチフレーズが作られていたとは(**)**。
モダン全盛期の大正時代らしいエピソードですね(人)*⌖゚
カルピスのような甘酸っぱいひととき、一緒に過ごしたいですね(*ノ´³`)ノcнϋ