もどかしい野菜、トウモロコシ🌽。
それはなぜか?
前回お話したように、1つの苗から1つの実しか収穫できません。
しかも甘くて栄養価も高いので、いざ収穫という頃に鳥や獣、虫に食害されて悲しく悔しい思いをすることもしばしば。
1つしかならないのに食害されてしまうのです。
トウモロコシの粒がキレイに並んでいるのは、雌しべであるヒゲの一本一本が受粉した結果なんですが、受粉の頃に長雨にあたってしまうなどすると受粉がうまくいかず、粒が少しだけというとても貧相なトウモロコシを収穫するはめになります。
収穫したあと、葉や茎の処分にも手がかかります。
良いトウモロコシが収穫できてもできなくても、茎の処分は待っています。
トウモロコシの茎を触ったことがある方は分かるかと思いますが、とっても硬いのです😵
ゴミとして捨てようと思うと短く切る必要がありますが、それが一苦労。
木の剪定に使うようなハサミがないと切れません。
スペースがあるからと畑の隅に置いて朽ちるのを待っても、葉は枯れても茎の強度はなかなか落ちず、カサもたいして減らない。
相当な月日が経たないとグズグズにはなりません😞
しかもトウモロコシの根っこときたら、畑のマングローブかと思うような太く長い根を何本も生やすので、抜くのもとっても大変😫
それでも彩花嬢は今年もトウモロコシを育てました。
どうしてかと言われれば、それはもちろん採りたてが美味しいからです😋
トウモロコシやエダマメは、収穫したてが1番甘みや味が濃く美味しいと言われます。
収穫から時間が経てば経つほど味が落ちるのです。
エダマメには、湯を沸かしてから収穫しなさいという言葉まであるほどです。
採りたての美味しさを知ってしまうと、大変さやもどかしさがあっても作らずにはいられないのです☺️
写真はトウモロコシの根っこ🫣
このトウモロコシは背が高くなる種類なので、なおさら根っこが立派です✨