こんぼんは。
いや、こんばんは。
すごい雨ですね。
今日は愛機ワーウィック号とのお別れに胸が痛むほどの寂寥感を感じました。
お別れした直後！
ホントに直後に傘が無ければ歩けないほどの雨がざーっ！と。
わたしの心を現すかのようでした。
サムピックで弾いた親指がベースの弦を思い出し、痛むたびに切ないです。
うひー。
次はちゃんと相手してくれる人に可愛がって貰うんだぞ（泣）。
本体が居なくなったのでチューナーやシールドなんかをいそいそとメルカリ出品しています。
早くベースの痕跡を消してしまわなければ！という感じで。
繋がる物を残しているといつまでも未練を引き摺るからねぇ（しみじみ）。
人間もそうですよね。
会えなくなった人や別れた相手の残した物を取っておくと、いつまでも。
でも、人間に関してはいつまでも懐かしんで愛しんで、思い出を再生して。
だから全てをなかなか捨てたり出来ないものです。
女性は結構あっさりと捨ててしまうもんらしいです。
や。
ん？
あれですね、自分が嫌いになったり円満な別れ方だと処分しちゃいますね。
でも対象物がいきなり永遠に目の前から消えてしまったら。
わたしには真夏の午後2時の太陽が消えるような、衝撃を持った別れをした方がいます。
写真とか彼に繋がる物を懐かしんで見たりはあまりしません。
いつか古い思い出になって再生出来なくなった時に、と色々取っておいてあるのですが見る必要が無いのです。
目を瞑ればいつだって何回だって再生出来るから。
声も顔も何もかもがもうわたしの一部なのです。
人は勝手です。
今日大丈夫だから明日も大丈夫だと過信してしまいます。
永遠と絶対は命ある限り無い。
あの時ああしておけば、と後悔の連続です。
直ぐに怠慢で過信して指の間から溢れるようにするり、と無くしてしまってから後悔するのです。
ベースとのお別れは懐かしい人をも再生させ、より切なくしんみりと。
台風は秋風を連れていきなり訪れ、この悪天候が過ぎ去ると驚くほど最低気温が下がります。
あゝ秋刀魚が食べたひ。