こんにちは。
「山田さんって、まるで少年のような目をした方ね」
「そういう時の佐藤さんって、純粋な少年のようだわ」
なんて物言いがあります。
大概何かに夢中になっている大人の男を指して、若い女が好意的な意味をこめて用いる言葉です。
何故男性にだけ使うのでしょう?
可能ならば「少女の目をした大人」ってやつになってみたいものです。
いやそもそも「少年のような行動・言動」を取る男性は時として出会う機会はありますが、半世紀近く生きて来て「少年の目をした大人」に会ったことはありません。
しかし人間というものは大抵ですが、年齢を重ねるほどに若く見えることに執念を燃やすようになりがちです。
「若作り」と「若く見える」は似て非なるものです。
かくいうアタクシも「おばさん」は自己認識出来ていますが、痛々しい若作りでは無く「若く見える」よう自助努力に励むばかりです(効果は不明death)。
閑話休題。
巷で言うところの少年の目玉男はいわゆる「アウトドア系」に通じている場合が多いように伝聞しています。
会ったことはないけれど、どちらかといえば体の線はほっそりとして脂っこさを感じさせない。
風貌が子供みたいに幼い、というわけではなく、ふ、とニヤついた笑顔に瞬間あどけなさが覗く・・・というタイプが典型的な感じなのでしょう、恐らく。
そういう男性が、
「奥多摩にキャンプに行って久し振りに息子と一緒に釣りに夢中になっちゃったよ」
なんて話しをバーで披露した時に、
「そう言う話しをしてる時の鈴木さんって、純粋な少年の目・・・」
みたいな感じが一般的に「少年の目」係数の上がりやすい状況なのかしらん。
だからといって少年が熱中する遊びの話しを熱っぽく語ったり、子供じみた振る舞いをして見せれば「少年の目玉男」の認定を受けるかといえば、そういうものではないのでしょう。
野生児的な趣味もせいぜい、釣りか子供との虫捕りくらいまでが限度で、「全国のセミを採集して標本を作っている」というところまでいくと単なる虫オタクのヘンな人という認定を受けてしまいます。
子供の頃プラモデル作りに熱中した話までは可だけれど、今も部屋一杯にプラレール敷き詰めてN○型の電車模型を走らせて愉しんでいる、といった領域に入っていくと男性の目は少年のつもりでも、女性の立場からするとやはり変わった人に見えてしまうのです。
仮に男性が少年時代トミカの「ラジコン」をリモコンで操作して遊ぶ時と同じ輝きをもった瞳をして「ピンクローター」を操っていたとしてもそういう時の男性を見て、
「まるで少年のような目・・・」
と評する女性は少ないでしょう。
つまり、「少年の目をした大人」というのは意識したところで容易になれるものではないのです。
「目よ!今日からお前は少年だぞ」と暗示を毎日洗面所の鏡でかけ続ければ、いつかはあなたも少年の目をした大人になれる日が来るのかも知れません。
わたしはやりませんけれど。
カラコンでも入れてみるかな(ため息)。
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次回の出勤です。
☆10月6日(日)
・14〜18時 受付終了
以上にて出勤致します。
最近当日までご予約空いていることが多く、気分は黒ひげ危機一髪です。
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よろしくお願い致しますm(_ _)m