近年、反抗期を迎えない
子供が多いらしい。
その理由は
親と子供が必要十分な
コミュニケーションを
取っているから。
親は子供のことのだいたいを
把握しているので
イライラしない。
親がイライラしないから
子供も反発しない。
と言う構図。
【没頭できる趣味や熱中できる部活動】は、家庭環境の悪さで決まっているように思う(私の個人的な意見)
私の知り合いに
部活動に入らなかった中学生がいる。
その子の母親は私に
「どうしてうちの子は
部活動に入らなかったんだろう?」
と愚痴った。
私も何でかな?
あの子の怠惰?やる気?のなのかな?と思っていたけど、そんなことはないので、何となく引っかかるものがあり、彼女の愚痴に対してふわふわとしたことしか言えずにいた。
しかし、先日、ハンデがある子供を育てている親のオンライン勉強会で
「これさえあれば、あとは何もいらないんですよね〜」というレベルで、何かに没頭できる【趣味】がある大人は「毒親育ち」である可能性が非常に高い。
と言う医師の話しに引き込まれた。
なぜそうなるかというと
そう言う子の子供時代は
「本当は安心できるはずの家庭において、安心するための安全がなかった子供」だからで、家にいると《危険な存在》がどの瞬間にもあって家に居ることに耐えられない。その辛い現実から目を逸らすためには【趣味や部活動】への没頭が必要になってきます。
スタートは、逃避としての没頭なんですね。
もちろん、良好な家族関係もあるでしょうが……と断りが入った。
私も中学生になった途端、部活を始めました。
部活を始めたことで、家の事や兄弟の面倒をみなくて済むと言う思いがあったから。
そんな私自身の経験もあって、医師の話しに一理あると思い、文頭のお母さんに話して納得してもらった……と思う。
部活動のメリットも当然ある。
基礎体力の早期構築。
(歳を取ってから差が出る)
権力の縦移動を経験する。
(中学の3年間でイチ市民から……すなわち15歳で小さな政府の総理大臣になるみたいなもん(笑))
権力者の指導に対する疑問と矛盾を感じる感性の育成。
その疑問や矛盾に対しての自己考察。
コミュニケーション能力の育成。
などなど
中学を卒業したら社会に出る子のために、最低限、必要なことを学ぶにはもってこいな部活動。
だからといって、部活はしない。と、選択したお子さんは、決して、熱意ややる気がない訳ではなく、性格上や特性の問題でもなくて……
長時間、中学校という場所で社会性を伴う緊張した活動をしたら、真っ直ぐ家に帰りたい。
家が寛げる(安心できる)場所であると言うことですので、保護者さん方は部活をしないお子さんに無用な心配はしないようにしましょう。
地下鉄の始発まで、ぐあんばります。
《この日記は予約投稿です。》