今話題の渋沢栄一さん
英雄色を好むにしても
擁護できないレベルの
風俗好きだったそうです
よくぞ1万円札になってくださいました
記録として残る風俗が好き、
だけの文言だと
色狂いなイメージが
なんとなく付きまとう気がします
だけど私にとって風俗の世界とは
人と人が社会生活の中で
公衆に晒すことがないけど
確実に包含している自身の
「生身の部分」を晒け出して
関わり合う世界だと解釈してます
お客様が背負う何かしらの人間としての
ドラマのような人生の背景の見え方が
言い換えるなら
人間としての「造形」の見え方が
特別で妖しい世界なのです
私はそこに文学のように奥行きのある
立体感に現される美すら感じてしまいます
だからこそ時代の寵児であった
渋沢栄一さんが背負っていたドラマに
思いを馳せると
ただの色狂いで片付けるには
惜しいものがあるのでは?と思います
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背伸びしたかった思春期に
三島由紀夫にはまってしまい
そこで何かが芽生えてしまってる人間の
私見なのでいろいろ多めに
見てあげてください
ミシマ文学の根底に流れる
濃厚過ぎてねっちりどろどろしてるのに
どこか官能的にすら映る
人間の欲望のテクスチャーが好きでした
癒々・匠 ちなつ