本日もありがとうございました…♡
しっとりとした仲秋の夜更けに
類稀なる欲望を携え
親密な空間へ
蜜を求める蜂のようにゆらゆらと
足を踏み入れた貴方様。
密やかな世界で
後ろめたさに濡れながら
宵に響く雨音に耳を澄ます。
軽蔑の眼差し、柔らかい吐息
欲情の刻まれた生温い肌。
すべてがひとつに微睡んで
静まり返った秋雨の夜に
混じり合うように飲み込まれていく。
喘ぎ声は霧雨のように幻惑的で
汗滲む肌はまるで
月夜に照らされた紅葉の艶めき。
その泡沫の美しさは秘められた
欲情を深紅色に染め上げていく。
濡れた羽をゆったりと乾かして。
渇いた妄想を恍惚と温めて。
泥濘んだ雨音にその身を委ねて。
蝶や蜜蜂が囁き合う
ほんのいっときの
しかし濃密に続く雨やどり。
しがみつけば
しがみつくほど、軽やかに翻る
永遠とは名ばかりの
不条理な雨やどり。
幸福な時間はほんのわずかで
時が過ぎればそれぞれ
刹那に巣立ってゆく。
蜜蜂は雨音を避け
蝶は喧騒を避け
藍の空へと。
名残惜しさと引き換えに
空洞だった欲望の水瓶に
耽美な夢が深い夜のように
雄大に満ち溢れていった。
その夢は孤独を誘惑し
雨夜を蝕む蜜のように
冷えた肌を癒した。
本日も会いに来てくださり
ありがとうございました。
今日は雨降り秋らしい一日でしたね。
またいつか、何処かで
ふらりと遊びに来て頂けたら
嬉しいです。
本日もこのような
訳分からん日記に
お付き合い頂き感謝です🐖🫧
明日も貴方にとって素敵な一日でありますように。