明日は、美容院へ行ってきます!
皆様…
いかがお過ごしでしょうか…?
本日、ご多忙の中…
わざわざお足を運んで下さいました、殿方様…
本当にありがとうございました!
年末のお忙しい中、お時間作って下さり…
まことに感謝の極みでございます…泣
殿のあたたかいお人柄や優しさに触れ…
身も心もすべて、ぽかぽか温まりました…!
素敵な逢瀬のひとときを、ありがとうございます…
また再会出来ます日をずっと、お待ちしております…!
今年も大変お世話になりました…
このようなわたくしではございますが…
来年も何卒、よろしくお願いいたします…!!
前回の続き…
「福岡県・柳川&大牟田の旅」2日目…
この日は…
大牟田に移動しまして…
「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として…
世界文化遺産に登録された…
『宮原坑』『三池炭鉱専用鉄道敷跡』『万田坑』
などを巡ります!!
「プロジェクトX」(ささやき声)
風の中のすばる~ 砂の中の銀河~
熱き炭鉱の男たちの物語…
【2日目】
ホテル出発
↓
↓(徒歩5分)
↓
西鉄柳川駅
↓
↓(西鉄天神大牟田線)
↓
大牟田駅
↓
↓(徒歩20分)
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①宮浦石炭記念公園(三池炭鉱宮浦坑跡)
■『宮浦坑』は、1888年(明治21)に操業を開始。
三池炭鉱の主力坑口として、約4,000万トンの石炭を産出し…
1968年(昭和43)に閉坑しました。
1888年(明治21)3月に完成した『ボイラー排煙施設の煙突』は…
国の登録有形文化財として…
また『炭坑節』のシンボルとして大切に保存されています!
【炭坑節】
月が出た出た 月がでた(ヨイヨイ)
三池炭鉱の上に出た あんまり煙突が高いので
さぞやお月さん けむたかろ(サノ ヨイヨイ)
園内には、宮浦大斜坑坑口が保存されているほか…
地底への往復へ実際に使われていた人車とプラットホーム…
採炭機械も展示されており…
石炭採掘と大牟田発展の歴史を学ぶことができます。
無料で見学出来る、炭鉱遺産の公園…!
見所はやはり、炭坑節に出てくるあの煙突でしょう!
渋いレンガ造りが歴史を感じます。
斜坑へ炭坑夫を運ぶトロッコ車や…
公園裏手には、炭鉱列車の線路跡地も見る事が出来…
鉄道マニア、特に廃線好きにはたまらんと思います!
ハァハァ
かつては、広大な敷地に炭鉱関連の建物もあったようですが…
現在では、ほんの一部が残るのみ…
なんだか切ないなあ…
↓
↓(徒歩30分)
↓
②三池炭鉱 宮原坑
■『宮原坑』
三池炭鉱には、9つの坑口がありました。
「大浦坑」「七浦坑」「宮浦坑」「勝立坑」「三川坑」などなど。
そしてここ『宮原坑』は、おとなり熊本県荒尾市の「万田坑」と合わせて…
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」
世界文化遺産の構成資産の一つに登録されています。
当時の面影を残す『第二竪坑櫓(たてこうやぐら)』は…
高さ約22メートルで、現存する鋼鉄製の櫓では日本最古!
赤レンガの巻揚機室には…
坑内へ石炭や人員を輸送した、巨大な巻揚機が迫力満点に鎮座しています。
なんとこちら、入場料無料…!
施設ガイドさんも無料でお願いすることができるという太っ腹。
本当にいいんですかーーー!?
この『宮原坑』のスゴさを、とても丁寧に解説して下さいました…!
「炭坑の内部には海水や地下水が入ってくるので、排水しないと採炭はできなかったんです。この宮原坑の最大の特徴は、当時世界最大級の馬力を誇ったイギリス製の排水用ポンプ『デビ―ポンプ』を設置していたこと。これがなければ、作業は頓挫してしまい大変だったのです。」
とのこと…!
海水や地下水との壮絶な闘い…
それに立ち向かう、炭鉱の男たちとデビーポンプ。
まさに「プロジェクトX」であります。
そのデビ―ポンプが設置されていた、建物の壁が残されており…
巨大なデビ―ポンプを設置する建物ゆえに、頑丈に設計。
煉瓦を縦と横に交互に積んで行く「イギリス積み」を採用されていて…
今なお、その積みあがった煉瓦は美しい姿を残しています。
青空と鋼鉄と赤レンガの壁の景色…
めちゃくちゃカッコいいんです。
このロマン、分かってもらえますでしょうか…?笑
帰りに…
三池炭鉱に関する、立派なパンフレットや資料をたくさん頂いてしまいました。
いやいや、もうちゃんとお金取った方が良いですよ!!
分かりやすく、親切に説明して下さったガイドさんに感謝、感謝でございます…!
↓
↓(徒歩5分)
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③三池炭鉱専用鉄道敷跡
■「宮原坑」の敷地内には…
もう一つ、世界文化遺産の構成資産「三池炭鉱専用鉄道敷跡」があります。
ここで採炭した石炭を、港まで運ぶために敷いた鉄道です。
元々は馬車鉄道が始まりだそうで…
港だけでなく、各坑口へ繋がっていたため…
この鉄道は、市内の色んなところに張り巡らされていたとか。
しかし、重い石炭貨物を何両も連ならせ運搬するので…
坂道があると、効率が悪くなります。
そこで運搬にかかるコストを抑えるため、なんと地形を変えたのです!
高いところは谷状に土地を作り変え、低いところ土手のように盛土をする。
いかに、石炭重視で考えられていたかが分かる世界文化遺産であります。
まるで映画の世界!
ロードムービーに出て来そうなスポットです!
当時の枕木もまだ残されています!
これまた、廃線マニアにはたまりません。
ハァハァ
↓
↓(徒歩35分)
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④三井三池炭鉱 万田坑
■『万田坑』日本の近代化を支えた産業遺産
『万田坑』は…
熊本県荒尾市にある、かつて活況を呈した三池炭鉱の主要な坑口の一つです。
明治時代後期から昭和初期にかけて、最先端の技術と設備を導入し…
日本の近代化を支える、重要な役割を果たしました。
こちらの『万田坑』も…
その歴史的価値と産業遺産としての重要性から…
「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として、世界文化遺産に登録されたひとつです。
万田坑の見どころは…!
■竪坑櫓
坑内に人や物資を昇降させるための巨大な櫓。
万田坑のシンボル的な存在です。
その壮大なスケールは、当時の技術力の高さを感じさせます。
■巻揚機室
竪坑櫓と連携して、籠を上下させるための機械が設置されています。
■炭鉱電車
万田坑で採掘した石炭を、三池港から輸出するために三池炭鉱専用鉄道で運搬した炭鉱電車。
このうち、12号機と18号機の2両が選炭場に展示されています。
なんと、毎月第2・第4日曜日に炭鉱電車の走行を公開しているらしいです!
残念ながら、この日は公開日ではありませんでした…
見たかったです~~~泣
三井の総力を挙げて整備された、わが国最大規模の竪坑。
迫力ある構造物が建ち並び…
巨大な竪坑櫓や機械類は、見る者を圧倒します。
世界遺産として、当時の炭坑技術が伝わる貴重な場所であります。
2百数十メートルの地下へ進み…
石炭を掘っていた作業員のお姿が目に浮かびます。
お風呂も当時のまま残っており…
真っ黒になった体を洗い流し…
浴槽に浸かって、顔をバシャバシャと洗う姿が思い浮かびます。
炭鉱で働く方々のご苦労が、ひしひしと伝わりました。
このような先人の方々のおかげで、今の日本があると思うと…
本当に頭が下がります。
三池炭鉱の歴史を深く学べることが出来…
とても貴重な経験になりました。
↓
↓(徒歩1時間)
↓
⑤ご当地ラーメン 大牟田ラーメンを食らう
さて、大牟田駅の方に戻ってきました。
お腹も空いたし、夕飯時ということで…
ご当地ラーメン『大牟田ラーメン』が食べたい…!
一応、店名に『元祖』がついてるみたいなので…笑
数あるラーメン屋さんの中から、こちらをピックアップしてみました。
店内は、街のザ・ラーメン屋さんといった雰囲気。
「チャーシューメン」に味玉トッピングで注文しました!
いざ実食…!!
ラーメンは思ったより濃厚で、醤油豚骨風…!
麺は、中太麺で私好み!!
博多長浜ラーメンより濃いめで、久留米ラーメンに家系を足した…
みたいな感じですかね。
めちゃくちゃ美味しかったです!!
中毒性あります~~笑
↓
↓(徒歩3分)
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大牟田駅
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↓(西鉄天神大牟田線)
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西鉄柳川駅
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↓(徒歩5分)
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ホテルに戻って、風呂入って寝る
「福岡県・柳川&大牟田の旅」2日目、終了…!
この日は…
「明治日本の産業革命遺産」の構成資産として…
世界文化遺産に登録された…
三池炭鉱の炭鉱跡地を、巡ってみました…!
こういう渋くて古い機械とか作業場の、レトロな雰囲気が大好きなんですよ!!
めちゃくちゃ興奮してしまう~~
この良さを分かって頂ける方が何人いらっしゃるのか…!!笑
本当にマニアックになってしまってすみません…
完全に自己満足でお送りしております…
しかしながら『宮原坑』『万田坑』一度は、是非とも訪れて頂きたい…!
両方行かれる事を、是非オススメします!!
次回は…
またまた、大牟田にて…
こちらも「明治日本の産業革命遺産」のひとつ…
世界文化遺産に登録された『三池港』周辺を散策します…!
海が見たい~
では…
12/22(日)にお会いしましょう!
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次回の出勤日は…
12/22(日)15:00~19:00(21:00UP)
1/6(月)15:00~19:00(21:00UP)
1/12(日)13:00~17:00(19:00UP)
です…
もし、お日にち合う方いらっしゃいましたら…
何卒よろしくお願い致します…
(´;ω;`)
では…
小島