もう一気に書いちゃいますね〜
ベンくんから
直接電話が来て
もう、頭クラクラしながら
「会いたいです。いつなら大丈夫ですか？」的な
ことを言ったら
ベンくんは
忙しい中、日時、待ち合わせ場所を指定してくれました。
で…当日。
暑い夏の夕方でした。
待ち合わせ場所で待っていたベンくんは
赤のBMWに乗っていました。
(ドイツに、特注した赤色との事でした)
助手席に乗せてもらって
もう私は「これは夢？」気分
カーステレオでは
浜田省吾が、かかっていました。
「珈琲館」に、入って
さし向かいに、憧れのベンくん
ベンくんは
「忙しくなければ、峠で、喜ばせてあげられるんだけどな…」
「同じ教習所で、自動車免許とったんだね」
など…声をかけてくれました。
が…！？
当時のわたし的には
「は？峠で、喜ぶって、何？」
全く意味が分からずでした。
話題を、ふってくれたにも関わらず
気持ちを伝えなきゃ！
ってことしか頭になくて
「好きなんです」と…私
それを聞いた、ベンくんは
「好きに、なられる意味がわからない」と…
なんか、オワタ…😭
と…思いました。
家の近くまで、送ってくれる
車中で、いかに
今まで、ベンくんを見つめてきたか！
を、一生懸命に、話したら
「え〜怖い怖いよ」
と…黙ってしまいました。
あとは、お互い沈黙…
BMWを、降り
あぁ…もうオワタ😭
それで、気持ちにケジメがついた感じがしました。
切なかったけど
心のどこかで、覚悟していたことでした。
世間は狭いもので
ベンくんが、看護婦さんと、結婚したことが
伝わってきました。
ベンくんが、後輩に、話したのが
その看護婦さんに会ったときに
「運命を感じた」
んだって。
私には「一目惚れ的な感情は、信じられない」
って言ってたのに…
私は、ベンくんが
「運命の人」だったのに
って思いました。
気持ちにケジメは、ついていたから
「ふーん、そうなんだあ」
って言えたけどね
そして、私は
何事も、なかったように
すーさんの元に、戻るのでした。
考えてみれば
すーさんっていう「保険」(言い方悪いけど)
が、あったから
ベンくんに、特攻する勇気が、できたのかもね。
ベンくんは、お医者さんとして
博士に、なり
(すーさんも、博士になり)
年月流れ…です。
すーさんとの事は
また、機会あれば
綴らせて頂きます。
今回…初恋を語るにあたり
ベンくんは、今、どうしてるのかな？
って…ググッてみたのです。
(ググッて出てくるくらい偉くなっていたの)
で…
それで…
ベンくん…2022年に、他界していました。
奥様が喪主で
告別式の案内が
今でも、ネット上に、残っていました。
さようなら
ベンくん
私の初恋
ベンくんを好きになって、よかったよ
ありがとう
中途半端に、私を傷つけないでくれて
ありがとう