週の始めは少しだけバタバタですが
色々用事も済ませて
先程淹れた熱い珈琲を頂きます
やはり月曜日は
しっかり苦めがいい感じです
昨日、行ってきました
名古屋市美術館で特別展の
『民藝 MINGEI』
柳 宗悦の、特別な物でなく
普段の生活の中で使う物の中に
素材の美しさや作り手に思いを馳せる
民藝のコンセプトをもとにした
「衣食住」毎の150件の展示です
展示の最初に
撮影可のスペースがあったのですが
どこを切り取っても愛らしく
迷ってしまう程でしたが
柳 宗悦がイギリスから持ち帰った
大人用と子供用の椅子ですが
どちらも特段特別な物ではなく
農家や一般家庭で使われている物
こちらの机の上の真ん中に乗っているのは
陶器製のすずりです◎
ちょっとアップにしてみましょう
風合いやデザインが
どこか温かく可愛らしい
この後の中の展示は撮影は出来ませんが
民藝展の見どころで
紹介されている作品の中で
なんともキュートだったのが
20世紀後半に日本に持ち帰った
朝鮮半島の卵入れ
籠の頭のチョンと絞ったような部分も
卵を入れる入口も素朴で愛らしい
こちらは江戸時代の塗分盆
4世紀位前に作られたお盆ですが
今コレを見ても全く古さを感じない
モダンなデザインに見入りました
こちらは
柳 宗悦が設計したバタフライスツール
蝶が羽を広げた様な
美しいデザイン性はもちろんですが
座面と足を一枚板にして金具止めして
強度と安定性もバッチリの椅子ときたら
そりゃ半世紀以上たった現代でも
愛されるなぁと、染み染み感じました
お土産コーナーも
また可愛らしいもの沢山でした
カラフルなしましまが可愛いお茶碗や
小ぶりで愛らしい一輪挿し
色とりどりの茶缶
ガラスボタン付きのグラス
花巻人形の可愛らしい獅子舞
特別な一品だけが芸術でなく
日々の暮らしの中で使われている
普通に使われている日用雑貨にこそ
用と美が一致した美しさがある
との、柳 宗悦の思想がギュッと詰まった
今回の民藝展でしたが
時間が経つのを忘れる位面白くて
いつまでも見入ってしまいました
今週もよろしくお願いいたします