ふうな(MOTHER(旧ママとおねえさん))の写メ日記

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いろいろした日、シアスター・ゲイツ展と追悼
2024年9月2日(月) 10:44 by ふうな

こんにちは
エッチじゃない日記。

昨日は、六本木の森美術館でやっていた「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」に行ってきました。

「シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝」
https://www.mori.art.museum/jp/exhibitions/theastergates/

時間に追われて、大切な内容であろう部屋をかっ飛ばしてしまったのだけれど、それでも昨日までシアスター・ゲイツのことを知らなかった私にはすごくいい出会いでした。




印象に残っていることはたくさんあるのですが、長くなってしまうので上の2つ画像の作品。

1つ目は、「基本的なルール」。壊されてしまったシカゴの小学校の体育館の床の板を継ぎ合わせた作品。傷跡や何かのために残された色んな色のテープが模様を作っています。社会で生きていく時のルールを学ぶための場所が奪われる事への批評性のある作品。

2つ目の作品は、「黒い縫い目の黄色いタペストリー」。消防車のホースをつなぎ合わせたタペストリー。60年代の公民権運動の中で平和的なデモに対して警察が高水圧のホースを向けたという史実になぞらえて作られたものだそうです。

2つ目の作品の対の壁には、シアスター・ゲイツが手掛けてきた建築のプロジェクトの資料が展示されていて、マイノリティの立場に置かれる人々にとっての「場所がある」という事の大切さを必要性を時に守りながら訴えて実行していて、なぜか頑張ろうと前向きな気持になりました。


・・・・

それから昨日は関東大震災から101年目の年だったので、関東大震災の際に起きた朝鮮人虐殺にまつわる証言、森美のある港区で起きたことについてベンチでひっそり朗読していたら雨が降ってきた

シアスター・ゲイツ展をみながら、朝鮮人虐殺のことが頭の片隅にありました。

一つ前の日記の終わりに紹介した、思い出野郎Aチームの「それはかつてあって」という曲の中では「それは、かつてあって。いまもつづいている」という歌詞があって、本当にそうで。


思い出野郎Aチーム/それはかつてあって
https://music.apple.com/jp/album/%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%AF%E3%81%8B%E3%81%A4%E3%81%A6%E3%81%82%E3%81%A3%E3%81%A6/1477847065?i=1477847431&ls



101年前に朝鮮人に向けられたヘイトはいまもつづいている。だから、「虐殺」について再び繰り返してはならないような史実を、加害者側にあった強い立場に置かれる人が認めず否定してしまう。

シアスター・ゲイツは本やレコードなどの資料を残すため、POC(有色人種)のための場所を取り返すための建物を作ったりしているのだけれど、それらの資料や場所が社会から捨てられていく背景にはマイノリティへの差別が根底にある。

壊されてしまった体育館の床の作品と、朝鮮学校に対する差別的な扱いとが重なった。

うまくまとめられないが、私はかつての虐殺を反省し語った人、遺族などの残された人、目撃した人、命からがら助かった人々が言葉を残してくれている事にも感謝していて語り継ぎたいし。

それに色んな史料に残っているのだから、認めざるを得ないことで、それが否定されることが怖いと思う。


・・

それから慌てて、友人たちとの集まりの場に出かけた。


留学から帰ってきてる人がいて、1年前喧嘩をしてしまって仲直り一応はしていたのだけれど、1年経ってやっとわだかまりが少し解けた気がして嬉しかった。


みんなそれぞれ複雑な形をしていることを私は忘れがちなのだけれど、それぞれの日々を、自分を一番大切にしながら過ごせたらいいとか。


いちばんに大切にしたいものは、一人ひとり違うものだよねということがわかりかけて、でもまだちゃんと実践できないでいるなぁとか自分の今を見つめたりした。


おいしいご飯をホットプレートを囲ってみんなで一緒に食べた。


途中から独白的な日記の文体になっちゃった。


おなかが空いたので、朝ごはん⬛




ふうな
FREE PALESTINE, STOP GENOCIDE


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