ふうな(MOTHER(旧ママとおねえさん))の写メ日記

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母性の暴力
2024年12月20日(金) 18:51 by ふうな

こんばんは🌕️

きのう観に行った展覧会が良かったので、その感想の日記です。

でも、トラウマと向き合ってきた作家さんの展示なので、読んでいたり、作品の写真を見て辛くなる人もいると思うので、関心がない人は読まないほうがいいと思います。

・・・

昨日、六本木の森美術館で開催されている「ルイーズ・ブルジョワ 地獄から帰ってきたところ 言っておくけど 素晴らしかったわ」展に行ってきました♡

【ALT】ルイーズ・ブルジョワ展の入り口。展覧会タイトルと、蜘蛛をモチーフにした作品を掲げている笑顔のルイーズ・ブルジョワさんの写真が大きく壁にプリントされている。


六本木ヒルズに行ったことがある人はきっと見たことがあると思うのですが、入り口に大きな蜘蛛のモニュメントがあるのご存知ですか?


下の写真は展示されている作品だけど、こんな感じのやつ。

あの作品を作った作家さんの展覧会です。


考え方ちょっと違うかもしれない…と思うところももちろんあったのですが、すごくすごくよくて、最後にちょっとだけ泣いてしまった。

【ALT】ガラスケースに入れられて展示されている彫刻作品「トピアリーIV」 (1999年)首から上が四方に枝を伸ばし花を咲かせる木。身体は片足なくて、枝には松葉杖のように添え木がされているように見える。




美術展で感動して泣いたのははじめてなので、図録とか買えばよかったって少し後悔してるけど、行って本当によかったという記憶があればそれでいいような気がします。


行った人とお話したい。


ルイーズ・ブルジョワさんが、子として母として経験する家族に関するトラウマや傷に向き合う作品が、時系列に展示されていて。


つまりトラウマに向き合わなければならないので、しんどくなる人も一定数いるらしく、一緒に行った人は最初の部屋で辛くなってしまって、鑑賞ができなくなってしまわれた。



【ALT】最初の部屋の壁に印刷されている説明書き「第一章 私を見捨てないで/ Do Not Abondon Me」


一緒に行った人は「見捨てられる不安」というものを感じたことがないという事を仰っていて、まず他者の「見捨てないで」という感情に向き合うことに疲れてしまったようだった。


展示を見進めて行くと、ルイーズ・ブルジョワさんが、「見捨てられる不安」というもの抱かざるを得なかった経験を知ることになるのだけれど、私はその同行者がルイーズ・ブルジョワさんの背景を知ることなく、ただ「感情に蓋をする技術が自分にはある。だから自分は強い人間なんだ」と結論づけているのを横で聞きながら、痛みと向き合う作家がまるで強くないように表象されることをすごく残念で悔しいと思った。


例えば子どもとか、脆弱な立場に置かれ、選択肢が少なくて誰かに頼らざるを得ない人にとって「見捨てられる不安」というのはどうしようもない現実としてある。


そういう経験をしないで生きていくことができる人が、弱いと切り捨てることってすごく傲慢だと思うのに、傲慢って言葉をその人に伝えることができなかった。(そういう経験があるけど、つらすぎて蓋をしているという場合もあると思う)


柔らかい言葉で伝えようと頑張ったけど、伝わらなくて、やはり真っ直ぐに傲慢だと思うって伝えることができたらよかった。と今気がついた。


あとぼんやりとパレスチナの人たちの言葉を思い浮かべた。不条理に兵器によって命が奪われ日常が破壊される1日が、継続して続いていること、全てが破壊されることを待っているかのように国際社会が沈黙している状況で「見捨てられる不安」や怒りは抱かざるを得ないんだろうなと思う。


って、伝えたんだけど、伝わらなかった。
ひさびさに伝わらないことのもどかしさを感じた。


価値観が違う人とこそ共に時間を共有することが面白いと思うのに、時間をかけて伝える選択をしたいという気持ちがある一方で、そういう出来事があると目の前にあるものが空虚に感じられて関心がなくなってしまう。

逆もまた然りなのかもしれない。
お互いが交わした言葉が、どこかで何かお互いそれぞれに受け止める事ができる時が来るといいことがあるかもしれない。


・・

展覧会の話に戻ります。


よく陰茎って暴力性の象徴として引用されることがあると思うのですが、私がルイーズ・ブルジョワさんの作品に惹かれたことの一つは、そういった陰茎のモチーフを使った作品もあるけれど、乳房を母性の暴力のモチーフとして描く作品がある事だと思うんです。



【ALT】絵画作品「授乳」。赤やピンク、紫といった色を用いて描かれている。血が滲むような水彩画。中央には子どものような人の形をした何かが描かれ、それを乳房が囲んでいる。


プレイの中で、おっぱいを押し付けることがあるのですが、これが現実だったら暴力だなって思う私が片隅にいて、その事を思い出したりしました。

実際に子どもを産み、育てたブルジョワさんがそれを描いた背景にある感情とは全く異なる視点だと思うんだけどねimg




陰茎をモチーフにした「少女」という彫刻作品。





【ALT】彫刻作品「ヒステリーのアーチ」


好きな作品がたくさんあるし、人と分かち合いたいと思うものがたくさんある。


もう書きたいことは書ききったし、データが重すぎるのか、ページが固まってしまうから、まとまらないけれどここで終わろうと思います。笑

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