今、『豊穣の海 一 春の雪』清顯が18歳で、他の殿方と婚約破棄を繰り返す初恋の女性聡子20歳に
コンプレックスたっぷりのをしたためて、送信削除を電話で試みていシーン
童貞で、女性一般を
「みだらな肉を持った小動物」
としたためています。
この熱っぼさ
かわいい。
そして、女性が20歳で適齢期を過ぎたと言われた20世紀初頭。
2つ年上の聡子は、社会的にも精神年齢も現代の時代の35歳〜45歳くらい?
学術的知見、社会的身分は圧倒的に華族子息の18歳の清顯の方が上なのに、男女の精神差は大人と赤ちゃんくらい違うところ、
年下社員上司と熟女部下の我が身に置き換えて、楽しんで読んでいます。
現代のもやもやは三島由紀夫文学?に学べ