🦋さや🦋です😊
空港はいつだってエモーショナル。
初めての体調不良。
5:00に起き、空港まで1時間歩いてると「No moneyでいいから乗りな」
とおっちゃんが乗せてくれた。
暗闇の中不安を抱えつつ信じてみた。
この一瞬の判断力が命取りだな。と朦朧とする頭で賭けてみた。
ムンバイは最後までいい思い出だった。
財布の1こや2こ獲られるもんだと思ってたのに。
2時間のフライトでジャイサルメールに到着。
空港から宿まで2時間歩こうと覚悟を決めたけど灼熱の空のもと、微熱の体には辛く、足を引き摺りながら歩いていると
怪しい穏やかな水色の男が声をかけてきた。
「ここで待て。誰にもいうな、君を400ルピーで乗せてく。」
と言われて待っていた。
相場1,000ルピー(2,000円)のところ400ルピー(800円)なんて破格。
賭けだった。
しばらくすると2人乗せたトゥクトゥクがこちらにやってきた。
さっきの男とは違う男性が
"Crowd?Come!"
"Crowd"は私のホテル名。
"イエス!"
私を含め3人の客を乗せ中心部へ1時間ほどトゥクトゥクで砂漠の中を走る。
500ルピー札しか持ってないし。
100ルピーのお釣りをくれるなんて到底思えなかった。
インド人だし。
だけどきちんと100ルピーをくれる彼。
そしてカフェに入ると
ユニバースと繋がってるオーナーに出会った。
「俺はアート中毒なんだ」
とリサイクル資材で作ったルーフトップの空間。
ライスプディング頼んだら、
「いまはそんな気分じゃない!」
と言われ、
ラッシーを頼まれた。
電話してどこかにオーダーしている。
爪が20cmぐらいのびてるおじさん、
この音楽をかけたら5分後に雨が降るんだ。
と自慢げにシタールの曲をかけて私と対面で座っている。
「あなたの目は宇宙と繋がっている」
ラリってる目で私はそう言われた。
結局雨は降らなかったけど。
灼熱の中のラッシーは本当においしかった。
そして今日1番の出来事はルームメイトの台湾人のジュリアに出会ったこと。
3時間ぐらい。私たちは夢中になって話した。
彼女は夜行バスでジャイプールに行くからほんの数時間のルームメイト。
また私たちは世界のどこかで会おうね、って約束した。