🦋さや🦋です😊
今朝は黄金寺院で目覚めた。
離れたベッドで寝ていたシク教の宿泊係のおじさんたちは寝る時もターバンしてた。
そして黄金寺院が浮かぶ池で朝日を見ながら沐浴をさせてもらった。
女性専用の壁で囲まれた沐浴場があって、そこは外国人はかなり珍しかったようでヒンドゥー語でいっぱい話しかけられた。
番人のようなおばあちゃんから
「裸になれ!」
と言われそこにいた女性たちに取り囲まれた。
たぶんこの肌の色と平べったい顔が珍しかったんだと思う。
みんなの前で裸になった。
そしてその番人からバケツいっぱいの水を上からかけられた。
それは少し生温かくて不思議な感触だった。
それが終わった後いろんな人から、代わる代わる、
「どこから来たの?」
「なんでここのことを知ってるの?」
「日本ではシク教って有名かしら?」
「あなたはすごいわ!」
「ブラボー!」
「やったわね!」
みたいなことを言われ、たくさんの人とハグをした。
不審者を見る目だった彼女たちの目の色が変わったことだけは明らかだった。
バラナシでヌシに言われたことを思い出した。
「あなたは珍しい。沐浴をしてくれた。こんな異文化を受け入れてくれている」
当たり前にその土地に入ったら食べ物だって試すし、宗教だって尊重する。
だって現地の人はそれを誇りに思っているから。
リスペクトしたら試さずにはいられない。
それは私のルール。
こんな素敵な気持ちにさせてくれた彼らにお礼をするために今日も皿の片付けのボランティアをした。
平等ではない社会は明らかだけど、なるべく平等にしようというこの宗教の一貫した考えは素敵だなって思った。