🦋さや🦋です😊
2度目のインドでは様々な出会いがあった。
iPhoneの小さな画面で見た地図のスケールでは分からなかった世界は大きく広がっていた。
街を歩けば、ガイドブックを見漁っても書かれていない人々の暮らしがそこにはあった。
人に出会えば、ネットから伺い知ることのできないインド人の姿があった。
自分の今までの常識が打ち砕かれるような、見るものすべてが真新しかった。
長い歴史を持ち世界一人口の多いインド。ここでは古いものは埋もれていくことはない。
新たなものが生まれ積み重なり混ざり合いまた何か別の物へと生まれ変わる。
数限りない未知の文化。
危険な魅力とカオスの渦の中にわずか3週間飛び込み、揉みくちゃにされ、時に意思疎通の壁で悔し涙を流すこともあった。
バラナシでは人の死や死後の世界についてそして生きる意味について考えた。
バルカラでは南の穏やかさとヒンドゥー教奥深さそして宗教の共存について考えた。
ムンバイではテロという影をリアルに感じスラムから生きる力という光をもらった。そして人々がたくさん駆け寄って助けてくれた。
ジャイサルメールでは過酷な天候の中で働く10歳のキッズやから気づかされたことがあり、出会う旅人がみんなクールだった。
アムリトサルでは「平等とは何か」たしかに日本の飲食店の感覚から言うと汚いとも言える空間なのかもしれないが、同じメニューを皆で食べる。ボランティアの経験ではそこから生まれる熱気からこれ以上ない清潔な高潔感と洗練された美を目撃した。
私の都市の選択は自画自賛できる。
どこも素晴らしい街だった。
この経験が私の人生に彩りをあたえ、傷が癒え、心を溶かし、世界が広がった。