焼けつくような晩夏
地面はユラユラと湯気がでている
ように見えます
そして
ふいに訪れる涼やかな風
生気を取り戻す風が
身体を通り抜ける瞬間があります
これを極楽の余り風というらしいです
落語家桂米朝の『夏の医者』に
「極楽の余り風」という言葉が出てきますよ
極楽浄土から余った風がすこしだけ地上に吹いて
心を和せるといった趣です
「時」の移り行きを
目ではなく耳で聴き取る
これって美学!
今週もお疲れさまでございました
お仕事の方も
おやすみの方も
一息つける日曜日でありますように
(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)”ペコリ