こんばんは♪
静かな月曜日の夜
いかがお過ごしですか?
先日、こちらの展示会に
行ってきました。
六本木の森美術館でやっていた
「ルイーズ・ブルジョワ展」
展示会のポスターにもなっている
六本木ヒルズの外に展示されている
大きな蜘蛛の彫刻
「ママン」
を、見たことのある方も
いらっしゃるのではないでしょうか
その彫刻の作家さんです。
わたし自身
彼女のことも
この展示会のことも知らず
地方から来た友達に誘われて
行ってきたのですが
前情報を
全く入れずに行ったこともあり
みごとに衝撃を受けて
帰ってきました。
自身のトラウマや感情
他者とのわだかまりなどと
ひたすら向き合い
それを作品に
落とし込んできた彼女。
それ故か
その苦悩や切実さが
ズシンときて
釘付け、ぶっ刺さると共に
感情的なエネルギーが強過ぎて
自分自身の中のものが
引っ張り出される感覚もあり
途中で逃げ出したくなるほどでした。
この類のもので
喉が苦しくなったのは久しぶり。
それほどに
ひとつひとつの作品が
多方面から刺さる、刺さる…
所々にある
彼女が残した言葉も
刺さる、刺さる…
展示は全部
撮影OKだったので
釘付けになった作品をいくつか
ご紹介させていただきますね。
「良い母」
「カップル」
「授乳」
「無口な子」
トップの写真は
「やり直す(内部要素)」
という作品です。
そして
もっとも
グッときた作品がこちら
「少女」
こちらは作品説明も
共に
(こちらの作品はあまりにもリアルなので
念のためうっすらぼかしておきました。笑)
最近、「母性の攻撃性」とか
「男性の繊細さ」だとか
そういうものを考えていたから
とてつもなく刺さるものが多くて。
自身の感情や精神性と
向き合う中で
妊娠、出産、育児、家族
などとも向き合い
それも
作品に落とし込んできた彼女。
晩年は
家族との思い出を残す意味も含め
ファブリックの作品もあり
晩年の作品は
諸々の苦しさみたいなものが
昇華されていく感覚もあって。
逃げ出したくなるような
感情や物事と
ひたすらに向き合って
生きてきた先でしか見えない
「明るさ」や「希望」
みたいなものもあるのだろうなと
作品を通して
彼女の残した言葉を通して
彼女の生き様を通して
「生きる」ということを
教えてもらったような気がします。
芸術、良い作品に触れることは
時折
日々感じていることや
考えていることの
“答え合わせ”みたい
なところもあるな〜とも。
出会うべく時に
出会うべきものと出会う
とはこういうことか
なんてことも感じた日でした。
エネルギーの強い
作品ばかりだったのですが
帰り道、考え事はすれど
不思議と重苦しい気持ちにはならず…
その中で、彼女の生き様の
素晴らしさをあらためて感じつつ
自分自身の
思考や精神の成長?も感じて
不思議と安心したのでした😌
行けてよかった
生で見ることができてよかった
彼女の存在や作品を
知ることができてよかった!
誘ってくれた友達には
本当に感謝、感謝です✨
ちなみに
展示を見ている間
気づいたら
友達がいなくなっていて
わたしより20分近く早く
会場を出ていたようで。笑
展示会最終日ということもあって
人が多かったのですが
そんなことも気にならず
むしろ、人がいることを
忘れるほどに
ぐっと引き込まれ
集中した展示会でした。
わたし自身も
自身と向き合いながら
ひとやものごとと向き合いながら
正直に生きていきたいと思います。
うふふ🌱
長々と、ちょっと真面目に
語ってしまいましたが…
もしまた、彼女の作品に
触れる機会があり
興味がありましたらましたら
ぜひに😌
ということで
またゆるりと日記を書きますね✍️♪
それでは、また。
良き夜を✨
P.S
「少女」の展示の前で
4人の男性が
真剣な表情で
作品にカメラを向けていて
その光景をみながら
「むふふ♡」と、
微笑ましくなったのは
ここだけの話🤭♡笑
〜1月の出勤予定〜
ももの