こんばんは。お疲れ様です。
急に涼しくなりましたね。
お変わりありませんか?
さて、先日「早生ふじ」が売っているのを
見かけました。 日本のりんごっていったら
酸味と甘みのバランスが良い「ふじ」を
思い浮かべるのは、私だけでしょうか
(私が好きな品種は紅玉ですが…)。
暑い、暑いと言いながら、季節は
りんごの似合う季節に進んでいるのですね。
そんな季節にピッタリの詩を綴ります。
とても有名な詩で、今は国語の教科書でも
取り上げられているので、ご存知の方も
いらっしゃるかもしれませんね。
「初恋」 島崎藤村
まだ上げ初めし前髪の
林檎のもとに見えとしき
前にさしたる花櫛の
花ある君と思ひけり
やさしく白き手をのべて
林檎をわれにあたへしは
薄紅の秋の実に
人こひ初めしはじめなり
わがこころなきためいきの
その髪の毛にかかるとき
たのしき恋の盃を
君が情に酌みしかな
林檎畠の樹の下に
おのづからなる細道は
誰が踏みそめしかたみぞと
問ひたまふこそこひしけれ
……この詩の情景や深読みについては、
もう、いろいろな人たちがやっているので、
今回は辞めておきますね
(なんかズルいね、ごめんなさいね)
でも、次回はこの詩の謎について
私独自の視点で捉え、それについて
綴りたいと思います。
最後まで読んでくださって
ありがとうございました。
それではまた… 高倉 洋子