お題:幽霊より人間のが怖い!って思ったことありますか?に回答♪
いやどう考えても生者怖い。
幽霊って死んどるんよ、大前提(笑)
例えばめちゃ誰かを呪ってるとするよ、生きてる人間が。
今、この地上で生を営むエネルギーを維持しながら、人を呪うエネルギーも保持してんのよ。
ハチャメチャに怖いだろ、元気すぎる。
そんで誰かに対して、何か負の感情を抱くって大概自分が疲れますやん。
下手したら自分が潰れる。
なのに潰れもしねぇで
(拗れて潰れてる場合もあるけど)
それをずっと持ってて、何なら増大し続けて、さらに重く深い感情になる事もある訳でしょ。
いや、怖(笑)
死んでからも尚残る憎しみ、まあ怖いわ。
だけど1点集中でしょ。
生を営んでない、つまり呪うことのみ。
生を営んでるのに、増大していく大怨恨。
お前まじそのエネルギーどこから…ってなるじゃん。
そんだけの強いエネルギー持ってんのに、他人に使うのは私は嫌だわ~~~。無理だわ~~~。
勿体ない、全部自分のもんにしたい。
好きな人にだけ分け与えたい。
嫌いな奴に1ミリ足りとも渡したくない、絶対。
ただでさえ重たいエネルギーに、方向性の間違えた負の重さをつけて
抱えきれなくて潰れて、ってか。
あぁ、お粗末。
さて、ここで1つ。
神に出会ったお話をして終わろうね~~~。
私の家、田舎だけど元々昔から続くそれなりの規模の商売をしているお家。
やっぱり神仏大事にしてたからさ、小さな時から稚児だなんだって役割があった。
舞の奉納とかね~~~。
本当に子ガキの時からやってた。
海の街の生まれ育ちだから、ベースは海の神様。
夏、稚児舞の練習の後、山ん中に遊びに行って迷子になっちゃった。
好奇心の赴くままに、獣道を開拓してたら楽しくなって友達とはぐれたようで。
困った…!疲れた…!下はどっちだ…!はわわ…!って思ってたらその道中、小さな祠があってねぇ。
随分と古くて荒れて、粗末になってしまってた。
まあ子ガキの頃から同年代の周りより、神仏への造詣が深かったもんで。
荒れたままは住みにくかろと思って服の裾で払って雑草払って、少しだけ拝んでから端っこで、どうしたもんか…って震えて考えてたわけだ。
だんだん暗くなって、ぁ死ぬ?なんて思ってたら見たことの無い、男とも女ともつかない人が顔を出したんだよ。
小さな町、知らない顔ってあんまりいなかったさ。
でも、知らない。
まして山の中、人がそんなひょっこり出てくるなんて本当は有り得ないし。
その人にいきなり、お前は海の子だね?って話しかけられて。
なんにも考えることなく、すんなりと海の子だよ、って答えたんだわ。
そしたら手繋いでくれて、そのままその人歩き出すし
疲れてたし怖いし眠いし、黙って着いてったら段々道も開けてきて、歩きやすくなって、見覚えのある風景になっていって、驚いたのはの良く覚えてる。
振り返らないで帰りなさい、海の子は海に帰さないといけない。
そんなような事を言われて、素直な子ガキ私。
振り向かずに帰った訳だけど。
よく考えたら色々とァ怖!案件。
しかし護られすぎでは?案件でもあり。
いや~~~生者だったらごめん(笑)神にしちゃった(笑)って感じだけど。
なんか、きっと神様だったと思う。
少なくとも、彷徨える迷子の子ガキを家に帰してくれた時点で神様。
その年から、稚児舞はちゃんと真剣にやり始めたし(笑)
今でも道端に何かしら祠とかお地蔵さんとか、そういったものがあれば手は合わせるようにしてる。
少しは涼しくなりましたか、君たち。
今日は暑いですね、来週も暑いようで。
水分補給お忘れなく。
寝る。