1週間ほど前、虹いろ回春の退勤時に大塚駅での出来事です。
正面から白杖をついた盲目の女性が、歩きながら助けを求めていたんです。
手を挙げて大きな声ではっきりとSOSのサインを周囲に出していました。
その時、私と女性までの距離は5メートル〜6メートルくらい。
すぐに手を差し伸べられる距離ではありません。
私がその女性のところまで到達するまでに、近くにいる人がすぐに対応するだろうと思っていました。
ところが女性のそばにいる人たちはどんどん通り過ぎていきます、足を止めないし、ほとんどが見むきもしません💦
私は驚き焦りました🥺💦
えっ💦明らかに困ってるのになんで😧なんで止まらないの💦🥺気にならないの?🥺
助けてと発信している女性のそばをまるで見えていないかのように、通り過ぎていく人々。
あの光景はすっごい不思議でした🥺
もちろん急いでいる人やイヤホンをして聞こえていない人、色んな人がいるとは思います🙇
そんな思いを抱きながら、女性のそばまで到達したのでお声がけをして、そっと腕に触れました。
女性は待ち合わせ場所のご飯屋さんに行きたいそうで、さいわ
い私のよく知ってる所だったのでスムーズにお連れすることができて良かったです🤗
い私のよく知ってる所だったのでスムーズにお連れすることができて良かったです🤗
ご飯屋さんに向かう道で、私はあの光景がすごく気になっていたので、女性に言っていました。
何と言ったか、なかなか止まらないですね的なことを言いました。
くどいですが、助けてと言っている人のそばを何事もないようにスルーしていく人々の群れ、それが私の中で引っかかっていたから🥺
てっきり、そうなんですよね、なかなか止まってくれなくて的な返答が女性から返ってくると思っていましたが、違いました!!😳
「私は一つでもやってもらったら、そのことに感謝しているんですよ。目が見えなくなってから、周りの人に助けてもらうことがたくさんになって、待ってることが多くなって。それまでは私もせっかちだったんだけど、見えなくなって考え方が変わリました。」
この女性は、スルーして行った人々に焦点を当てるのではなく、足をとめてくれた人に焦点を当てている。
とてもはっとさせられた出来事でした。