お兄様、おはようございます
6月5日は「ろう(6)ご(5)」(老後)の語呂合せから【老後の日】とされています。
「高齢者自らが、楽しく、元気に、夢と希望を持って生活できるように生き方を考える」ことなどを目的に、超高齢化社会の中で高齢者も若者も何を考え、何をなすべきなのかについてみんなで考え、共に支え、社会を発展させるための行動を起こす日として制定されました。
先日テレビで最新の老人ホームについて特集されていました。
普通の老人ホームとは違い、麻雀やパチンコが出来るカジノ風のデイサービスです。
名称もデイサービスラスベガスといい、施設内で使える独自の架空通貨「ベガス」で遊ぶことが出来ます。
「ベガス」は体操運動をすることで貯めることができ、実際のお金には換金できませんが、オリジナルの記念紙幣と交換出来るなど、とても工夫されたシステムになっています
施設でお世話になっているお年寄りの方も
「ここに来る朝は楽しみでワクワクしている」
「麻雀などをやることでボケ防止になっている」
などとても生き生きしている印象です。
通常のデイサービスの利用者の8割から9割は女性の方です。
施設内で行われるレクリエーションも折り紙や書道などで男性が行きづらい環境なのが問題視されていました。
こちらの施設は、そんな男性にも自発的に利用して欲しいとの思いから、男女関係なくゲーム感覚で楽しめるカジノのデイサービスを思いついたそうです。
現在では、全国各地の自治体から「うちでもやりたい」という声がかかっており、今後このような業態が増えていくと思われます。
男性の利用者が少ない、「行きたくても行きづらい」という見えない需要を掴み取り、デイサービスを新たな業態として運営、チャレンジする姿勢がとても素晴らしいと思いました。
それでは今日も1日頑張っていきましょう