お兄様おはようございます
1994年のこの日、松本サリン事件があり、事件現場近くに住む無実の男性がマスコミにより犯人扱いされる報道被害があったことから、その戒めに【メディアリテラシーの日】と制定されています。
メディアリテラシーということば聞いたことあるでしょうか?
辞書で引くと情報を伝達するメディアを使いこなす基礎的な素養のこと。メディアを通じて情報を取得・収集し、取捨選択および評価・判断する能力や、自らの持つ情報をメディアを通して適切に発信できる能力を指すと書かれています。
つまり、様々な情報が飛び交う中で自分で情報を取捨選択し、その情報を適切に取り扱う能力のことを差します。
インターネットやSNSが急激に普及した現在、毎日スマホやパソコンで気軽に色々な情報を受け取ることが出来るようになりました。
正しい情報はもちろん、デマ情報や誤った情報に遭遇したことは皆さんあるかと思います。
その時に自分なりに調べ、自分なりに解釈し、情報に踊らされないことが大切です。
随分前にはなりますが、オイルショックをきっかけに紙が不足するという噂が広まったことにより、日本各地でトイレットペーパーの買い占め騒動が起きたことはご存知かと思います。
後からわかったことですが当時の日本の紙生産は安定していて、実際には生産量自体は増加していたのにも関わらず、1つの噂が多くの人の耳に入り、パニック状態となり騒動が起きました。
最近でも地震が起きたときや新型コロナウイルスが出始めのとき、根拠のない様々な噂が広まり、情報に踊らされ、買い占め騒動などが起きていました。
メディアリテラシーの日という今日をきっかけに日頃から様々な情報にアンテナをはり、自分で考え行動できるような人間になりたいと思います
それでは今日も1日頑張っていきましょう