こんにちは。
尾形です。
お馴染みさまに教えて頂いたこの本。
感想文を書いたと思ってたら、書いてませんでした…(恥)
有名な本なのでご存知の方も多いのかな?
映画やバレエにもなった本。
明治時代の長野県諏訪市や岡谷市の製糸工場で働いていた、岐阜県飛騨地方出身の女工さんたちのノンフィクションです。
淡々と書かれる文章は読みやすくて、スルスル読めます。
数百人の関係者(元女工さんや工場の人たち)に当時の状況や出来事や様々な想いを聞き取ってまとめられていて、明治時代の地方を知る手がかりにピッタリで良かったです◎
日本が富国強兵路線を取り、全国に徴兵令を出して軍隊強化や軍備増強を行っていく一方で、
女性陣にもまた働く場所を提供。
環境整備の意識が皆無で、悲惨な境遇を放置しながら列強諸国の仲間入りを切に目指した明治政府。知れば知るほど、とても興味深い時代だな…と思いながらページを捲りました。
日露戦争関連の本から手を広げすぎて、明治の社会状況などの本もチラチラ読んでたから、当時の地方の様子の理解が進んだことは、とてもありがたかったです◎
面白かった…!教えてくださってありがとうございましたーっヽ(*^^*)ノ
みひろ