限りなく博愛と労りの精神で過ごしたい
そんな私にも苦手な存在はいる
そのワースト3に間違いなく入るのが
小賢しい野鳥扱いのカラスである
人の多い都心部に分布し、
ゴミ袋を食い荒らす様子は野生のギャングだ
可愛い雀や子猫なんかも襲って食べる
電柱に金物のハンガーで巣を張り
繁殖期の攻撃ときたら
大人の頭部に縫うほどの裂傷すら与えてくる
奴らの何が「野鳥」なのか納得できない
まさに害獣だ
近所のカラスは可燃物の
ゴミ袋荒らしはもちろんのこと、
買い物に来た自転車のカゴを漁り
むかつく事にサドルに糞を垂らす
おまけに、うっかり買い物袋を
カゴに入れたままにしていると
ビリビリに破かれ食い荒らされてしまう
常にカラスに備えなければならず
攻防戦は毎日ついて回り
気の休まる日など無いのだ
だが、そんなカラスは見た目が
素晴らしく美しい
小さい頃は飼ってみたいと思った
黒く艶やかな姿は神々しくも不吉にも映り、
童話や映画には事欠かない
知らず知らずカラスに魅力されている
鳥山明もカラスを育てたらしくて
簡単な言葉は覚えちゃうらしいけれども！
何が「1円玉の旅ガラス」じゃい
憎まれっ子世に憚るとはまさに、だ
本日出勤します
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