御伽草子の「さいき」が
話題になっていた
面白そうなので記事をのぞいたら
事のほか楽しかった
"主人に送られた愛人からの手紙を
妻が見つけて読んでしまう
その文の美しさに深く感銘した妻は、
主人に愛人を家に置くように言って
さらには別荘を愛人の為に建て
自分は身を引いて出家する"
"一方で愛人はその妻の心の美しさに
惚れ込んでしまい
後を追い出家して、尼2人で
仲睦まじくすごした"
女性2人に捨てられた主人は
自分も出家して本妻の後を追うものの
尼2人は庵に閉じこもり…
という話で、肝心の「主人」がどこまでも
蚊帳の外のように感じるが、実は
この話の主人公は「佐伯(さいき)」という
主人の話なのだ
室町時代、これほど面白い話が
存在している事にも感銘を受ける
何よりもこの御伽草子の「さいき」が
センター試験だか模試に出ていて
古典なのに面白いだと？！
と学生達の心を乱しているのが
最高に笑った
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