とても面白かった
「生物化学研究室」の嗅覚の話は
全くもって楽しかった
五感のなかでも
視覚はRGB(赤、緑、青)と
白黒の4種類の受容体で光と色を識別する
味覚は甘み、うまみ、塩味、
酸味が1種類づつ、
苦味が25種類の約30個の受容体で
基本5味を感じている
それに対して嗅覚のセンサーが
400種類というのは
五感のなかでも圧倒的に数が多い
それが匂いのバラエティーさを
生み出す分子基盤になっている
とされていた
匂いは化学物質であり、
嗅覚は脳に繋がっている嗅覚感覚…
つまり究極の分子識別装置とも言える
1991年にコロンビア大学の
リンダ・バックと
リチャード・アクセルが匂い物質と
結合するタンパク質を作り出す遺伝子を
みつけた
立体構造説が正しいことが判明したのだ
そのタンパク質は、匂い受容体あるいは
嗅覚受容体と呼ばれた
そして、ゲノム時代が到来する
いろいろな生物の遺伝子の解読が進むと、
匂い受容体遺伝子はたくさんあることが
わかってきた
五感の中で失うなら嗅覚を選びがちだが
とんでもない事だと思った
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