目を閉じて想像してみる
真っ暗で安心する海底
光もささないから朝起こされる事もない
温かいヘドロや砂の中に埋もれて
流されるままに揺蕩う
だけど
いずれは食事をしなければいけない
ゆっくり、ゆっくり
急ぐと水圧で潰されちゃうから
真っ暗な暗闇から、光がさす方へ向かう
明るくなるにつれて
周りが見えてきてしまう
自分の醜い姿も、
捕食する残忍な口元も
だからまた海底を目指して
温かい、何も見えない
ヘドロに潜り込む
心地よい世界
動植物の糞や残骸が腐敗して
ゴミや廃棄物が層をなす
有毒物質やガスを発生するヘドロは
光も酸素もない安住の地だ
温かいぬくもりに包まれて
薔薇ムツは全身のトゲを気にすることなく
休ませられる
月曜日出勤します
10:00〜16:00
ご用命をお待ちしてます
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