続きです。
部屋を暗くした方が、
雷見やすくなるんじゃない?
と提案。
・・・したのは、AくんでもBくんでもなく、
わたしでした。
布団敷いてある部屋の
あかりを男女いるのに
消すだなんて・・・もう
これが
ナイスアイデアで、
雷がカッコよく見えたんですよ?
とはいえ
人って暗くなると、こう、
なんか本能的に野生的になるんでしょうね・・・
Tシャツにジャージって格好ではなく、
旅館にあるような浴衣の寝巻きってやつを
着ていた私の胸元ははだけ、
海外生活をスタートさせていたBくんは
それに早くも興奮してしまっていたのです
ちなみにBくんは、陽キャでチャラくて
クラスの人気者でスポーツもできて、
というタイプではなかったですよ。
日本にいる間は
自室にNゲージを走らせてる(裕福)、ガチの電車オタクで、おとなしいほうでした。
そんな彼をエロモードに積極的にさせてしまう国、USA。
Bくんは
「胸、見えそうですよ」
と気遣いつつも、
見たくて仕方ない、
そんな顔つきでした。
「ほら、こうしたら見えそうです」
と、目をぎらぎらさせながら
覗き込もうとしていました。
男子って平静装ってるつもりでも、
おもいっきり顔に出ているんですよね。
Aくんのほうは、あまり
女性の体には興味なさそうでした。
もう遅いから、ちょっと横になろうか、とBくん。
私を真ん中に
両脇にAくんとBくんが畳に敷かれた
布団に川の字になって寝るかたちになりました。