自らへの省察と、他者への配慮がなくなることを無思慮という。「見たいものしか見ない」という解釈は必然的に「見たくないもの」を生きている他者を敵視までする。この共感力の欠如とはいわば異なる身体の不在なのである。他者不在とは自らの身体しか存在しないということで、他者への虞れなのである。
自らへの省察と、他者への配慮がなくなることを無思慮という。「見たいものしか見ない」という解釈は必然的に「見たくないもの」を生きている他者を敵視までする。この共感力の欠如とはいわば異なる身体の不在なのである。他者不在とは自らの身体しか存在しないということで、他者への虞れなのである。