失業保険の受給期間が終わった。
家にひきこもるようになる。
友達は多いほうではない。
話をを聞いてくれる
唯一の女友達はいた。
彼女に毎日のように
電話して
は、
たわいのない
話をする。
仕事をなくした喪失感を話す。
最初は、誰だってきいてくれるものだ。
そのうち、引きこもりで
ぐじぐじしている私に
嫌気がさしたのか
彼女は
ある日突然
「仕事だけが人生じゃないのよ、馬鹿じゃない」
と
捨て台詞を私に吐いた。
連絡が途絶えた。
彼女の言葉は、
仕事をしたい、社会とつながっていたい
と
理想はあるのに
毎日、毎日引きこもって
いる私へ
ハンマーで
うしろから
どすっ
と
鈍い音ともに痛みが
響いた。
ぼっちになった私は、
誰か話を聞いてくれる
次の相手を探した。
全くこりもしない
女だ。
to be continued
続く