19日。
そう、自身で決めたくせに1度目よりも確実に身体が怖がっていた手術の日。
その日も前回と同じ様に少し待つ時間があり、(頼んでいた先生が多忙な為)その間、手からは汗が滲み心臓はバクバクと音を奏でていた。
休憩室でじっと暖かなベッドの上、ゴロンと半端身体を崩しながら待っていると、15分ほどして声をかけられ手術室に向かった。先生の説明を聞き、術台の上に寝かせられ麻酔の担当医師が準備をしているのを横目にじわじわと身体が怖さで焦りを覚えていくのを感じていた。
点滴をつけてもらい暫くしてから軽く眠りましょうね〜と穏やかに声をかけられ前回と同じ変な酷く苦しいガスを呼吸器と共に口に押し当てられゆっくりゆっくりと深呼吸しましょうねという声に倣って出来る限りスースー…ハーハーと全身をゆったりと使い広く深く呼吸を繰り返した。
そうすることにより、割と早い段階で頭から爪先までじわりじわりと感覚が麻痺していくような感覚に見舞われていった。
あぁ、この感覚。沼るならぬ、ぐわる。などと訳の分からんことを考え今回は前回と違って脳が怖がっているからもしかしたら途中で起きてしまうのでは?と不穏な考えがよぎったものの出来るだけ考えることから離れ、麻痺した頭と身体に気持ちを委ねて目を閉じ麻酔の中。
気がついた時にはまたしても手術が終わっていた。
このマジでまるでのタイムスリップ感。気がついた時にはわい鈍痛。CreepyNutsもドホホと笑ってしまうくらい、全身麻酔手術をしたことがある人にしか分からないこのフモフモとした気持ち。実にミラクル。手術時間自体は5時間くらい掛かってるというのに、始まる前は12時、終わりの時間は18時近く経ったというのに、私は1度も夢を見ることなく気がつけば喉に入れられていたチューブの余韻で盛大に蒸せ、ゼェハァゼェハァと悶えて休憩室に行く間、またもや苦しいガスを吸わされ暫く頑張って耐えていた。
とにもかくにも手術自体は終わった…。
そう、アレだけ怖がっていた手術前の【あの】感覚に私は勝ったのだひゃーほーい。
そしてあとはコレから続く物理的な苦しい・痛い・しんどいの三拍子と闘う時間が来たって訳なのだ。
ふらふらと2人のナースさんに支えられ休憩室に運ばれスマホをもらい父に迎えの時間を告げてもう一眠りし、しては今回はドレーンというお腹の血を外に定期的に出してくれる血液パックと共に数日過ごさなくてはいけない説明・血の抜き方手順を教えてもらい、
ついでにナースさんが機転を利かしてくれて今回切り取った皮膚をスッ‥と見せてくれた。隠していたのですが良かったら見ますか🌝と仰ってくれたナースさん。実はちょっと冷たい感じの人やなぁとか思ってしまいましたすみません🥺そして切った物を見せてくれてありがとうございます!その後三十回くらいあの時写真撮っておけば良かったなと心のなかで思っていたが、まぁ脳にはしっかりと刻まれたから良いとしよう。うむうむ。
ちなみに切ったブツは一言で言えばそれはもう心から感動するくらい、とても凄かった(小並感)
私はあの感動をできる事なら死ぬまで覚えておきたい。
早く切った身体の方を見たいなと思うもののコレからまる三日間はお風呂に入ってはいけない、コルセットを外してはいけないのでひたすら我慢の日々を送ります。
そんでもって父に迎えに来てもらい、この日から暫く父の家にお世話になってはとにかくひたすらベッドから動けない日々を送っています。
ちなみにこの写メ日記を書いているこの19日から2日目の21日(もうすぐで22日になる)、ほんまにちょこちょこずつやけど良くなって?います。ただ悲しいかな、私はカンジダに凄くかかりやすい体質だからかカンジダぽい感じなのがまた辛い所です(ヽ´ω`)カユイネンナ
あとはお風呂に入れて(明日の夜入れる)無いのでお腹をキツく締めているコルセット部分が痒くてひーひーしております。とはいえ父が傍についてくれているので本当にもう助かっているの一言でして、お父ちゃん、必ず恩返しさせてやと父のぷーぷーした寝息を聞きながら思う日々です。
ちなみにドレーンを明日抜いてもらうために再びクリニックに行くのですが、抜糸まではあと3日!抜糸は痛いし、いやほんまに痛いけど早く抜糸してもらいたいと思う日々です。
それではまたね!