シンガポールやアメリカを模倣して、受け入れ外国人に一定の教育水準や、特殊技能保有者か等の条件を設けるのはどうか。
人材不足が懸念される昨今、インドから余る人材を積極的に受け入れ、日本で教育を施す事はできないのか？逆に日系企業を招致してもらえる協力関係を築いて、現地でインドの人材を活用してはどうか。
近年、物の品質が上がり、物が壊れにくくなりつつある。それにより製造業に人材が余る。すでに中国の製造業従事者1人あたりの生産能力の価値は落ちてきているという。
そうなると、根本的に製造業の人材価値が高い世の中の構図は変化してくるのではないか？
ウィリアムペティの法則によると、産業構造の転換は農業から工業、そしてサービス業に移行する物だと考えられている。
今後起こり得るのは、時代の進化とともに人材価値は、工業からサービス業へ移行する時代の到来ではないか。なぜなら工業は機械によって大幅に人件費削減が行われつつあるのだから。
上記理由から、どんな業種においてもサービスの質の向上、そのものが一人当たりの生産性向上の鍵となる時代が来るだろうし、国全体のGDP上昇の決め手となるのではないか。すなわち英語が喋れる日本人比率が増えるのも国策の特記事項ではないか、と問題提起したい。