前に、芸術新潮の変わった特集を集めていることを日記で書きましたが、この特集号も衝撃的でした。
この特集を読むまでは知らなかったのですが、トミ・ウンゲラーは『すてきねさんにんぐみ』という作品で有名な絵本作家らしいです。
驚きなのは、絵本作家でありながら、R18のドギツい作品も多数描いてること。
しかも、ただのR18作品ではなくて、「エロティックな幽霊」というシリーズでは幽霊同士の48手を描いたり、かなり尖ったものばかり。
さらに、バービー人形が嫌いで、「拷問」と言ってフライパンで揚げたりしてるそうで…めちゃくちゃですね汗
でも、こういった絵本作家でありながらブラックな作品も描くという二面性はどこか惹かれるものがあります。
イラストレーターの石原豪人さんは「好き嫌いがなくてこそ高級」をモットーとして、児童書からR18までどんな仕事も引き受けたそうですが、それに通じるものを感じるというか、酸いも甘いも知り尽くしているというか…。
前に絵本作家のヨシタケシンスケ先生が、「ダ・ヴィンチ」のインタビューで、トミ・ウンゲラーのこういった二面性に惹きつけられると答えていたので、ヨシタケ先生のブラックな作品も密かに期待しているところです。
思い返すと、こうした二面性に興味を持つきっかけになったのは、藤子・F・不二雄先生の作品だったと思います。
子どもの頃、大好きなドラえもんの作者だと思って読んだSF短編集で、ラーメン小池さんが人殺ししてるシーンを見たときは軽くトラウマになりました😇
#雑記