アリス、女教師編。
今日も予定どおり授業も終り、
盤田さんに急かされるように
学校を飛び出した。
今は官舎で風呂敷残業を
せっせとこなしている。
「ふー。」
ペンを置き、
椅子の背もたれに
もたれ掛かった。
別に不満がある訳じゃない。
仕事も順調。
彼氏もいないわけではない。
只、疎遠。
「んー。」
と伸び上がったとき、
机の上の棚に何かを見つけた。
「なに、これ。ジョーク、
グッズ。。」
そうそれは、去年、
親友の佳子の誘いで
同窓会の集まりで
ビンゴゲームで
もらったものだった。
その時は気にもせず
其のままにしてあった。
ふと、急に気になり、
徐にガサガサと中を開けた。
「な、何これ。」
其は男性自身を模した
おとなのオモチャであった。
「バ-カじゃない。」
アリスは取り出し、
下へ上へと見定めながら
呟いた。
すると、
スイッチらしきものが
有ったので入れてみた。
ういん、ういん、ぶぶぶ。
それは、艶かしい動きと
振動で動き出した。
「う、動くんだ。」
男性自身はアリスの手の中で
艶かしく動き続けた。
其のまま注視していると、
自分の姿が鏡に映った。
「何、やってんの。
あたしったら。」
「明日、不燃物だから、
捨てよう。」
そういって、箱とオモチャを
ゴミ箱に捨てた。
再び仕事に取り掛かり、
チェックを終えると、
シャワーを浴びた。
布団に入ったものの、
中々寝付けない。
寝返りを何回かした時、
ゴミ箱のグッズが目に入った。
「こんなので、本当に
気持ちがよくなるのかしらん。」
心に思いながら、
手に取った。
部屋は暗い。
「少しだけね。
ちょっとだけだから。」
アリスはスイッチを入れた。
パジャマの下を下げ、
ショーツを下げた。
アソコは熱くなっていて、
既に酷く濡れていた。
アリスの心臓はバクバクと高鳴っていた。
オモチャは鈍い音を立てて蠢いている。
アリスはそれをアソコに押し当てた。。。