アリス、OL編。(最終話)
「ふん、ふん、ふーん。」
(常務だ。)
部長は愛姫の耳元で囁いた。
(こくっ。)
愛姫は静かに頷く。
ジー。ゴソゴソ。
用を足し始めてるのが判る。
2人は息を潜めている。
「あいしーてーも、
あいしてもお。」
チョロチョロー。
呑気なもんだ。
その時、やおら部長は
腰を動かし始めた。
愛姫は咄嗟に後ろを向いて、
目で訴えた。
(だ、駄目。絶対。)
だが、静かに抜き差しは
続けている。
チョロチョロー。
おしっこは未だ続く。
常務は高齢で耳が遠い。
愛姫は心で叫んだ。
(お願い、早く出てって。
き、気持ちっ)
抜き差しは止まらない。
愛姫は興奮とスリルで
声が出そうなのを
手で押さえている。
「ふいいー。」
やっと終わって、出ていった。
ドアが閉まった刹那。
「いいい、いくう。。。」
声が出てしまい、
ガクガクと逝ってしまった。
部長は息子を抜き、
愛姫にもう一度咥えさせた。
「んっ。くっ、」
口で果てた。
その後のお掃除フェラ迄、
柔順な愛姫は
こなすのだった。。。
「た、堪らない。」
部長は天を仰いだ。
行為が済んだ後、
お互い軽く口づけを交わした。
「サンキュウ、アリス。」
「何が、サンキュウか
良く判らないけど。」
愛姫は答えた。
スイー。
トイレのドアを静かに開け、
そそくさと2人は
何事も無かったかのように
部署へと戻るのだった。
おしまい。