こんばんは
佐野ミラです
🕊
若さエネルギーチャージ完了💜
そんな冗談は置いておいて、久しぶりに生徒に会えたことがとても嬉しかったです。
「せんせー!!!」
と1,2,3学年…全学年の授業を受け持っているので、多くの生徒が話し掛けてくれて嬉しかったです。
「せんせい久しぶり!体調良くなった?」
あまり良くなったとは言えないかな。
「顔色悪いよ!チーク塗りなよ!」
元々この顔色だ…。チークも塗ってる…。
「佐野せんせーじゃない授業つまんないよー。早く面白い授業聞きたいー。」
代わりの先生に失礼だろう。…でも私の授業を面白いと言ってくれるのは嬉しい。ありがとう。
「せんせー聞いて!夏休みの模試でA判定だった!」
それは君がちゃんと努力したからだ。でもこれからが勝負だぞ。気を緩めるな。
「せんせい〜…。うちのクラスの出し物余りそう…。どうしよ〜〜。」
…余ったら私が買い取るよ。知り合いに大食いがいるから。
私の何が良いんだろうか。
私は元々研究者志望で、教員免許はオマケで取ったようなものでした。
高校時代の恩師に向いてるんじゃない?とは言われたけれど、出来る自信が無かった。
面白い人間でもないし、どちらかといえばゴリゴリの陰キャというやつだし、ネガティブだし、いつも下向いて歩いているし。
何より苦手な子供相手に聞いてもらえるような面白い授業を出来る自信が無かった。
子供は嫌いだ。騒がしいし。デリカシーが無いし。失礼だし。イタズラするし。馴れ馴れしいし。論理的じゃないし。
でも、素直で。優しくて。すぐに心を開いて。直感的で。高校3年ともなると、大人とも子供ともとれない年齢で。
子供は、可愛い。
教員、やって良かったなと思います。
師匠兼元直属の上司の先生のネームストラップを白衣のポケットに入れて、学校中を歩きました。
先生、今日は久しぶりの学校、どうでしたか?
とても楽しかったですね。
佐野ミラ