月の灯りが そっと揺れる
静寂(しじま)の中で 影が踊る
まぶたを閉じても 浮かぶのは言葉にできぬ 君の面影
時計の針が 孤独を刻み夢の入口は どこにもない
夜風に乗せて 溜息ひとつ願うはただ 朝のやさしさ
眠れぬ夜よ 少しの間そばにいて 話をしよう